雨上がりに散歩に出て、気持ちよく疲れて帰宅。
 さあ、風呂入って寝ましょう。ふふふ。
 そんな私を襲う恐怖。

 げ、玄関が開いてる!!!!

 ちゃ、ちゃんと鍵閉めてでたのに!!!

 そう、私はちゃんと鍵を閉めて家を出た。
 空き巣ならば、窓をこじ開ける筈。
 玄関扉が全開になってるって事は・・・。
 私はおそるおそる家にあがって声をかける。
「い、妹ちゃん、来てるの?」
 どきどき。どき。
 私以外に家の鍵を持ってるのは妹だけなのだ。
 妹以外の人間がうちの鍵開けて入ってたら、むしろ恐い。
 今日の私は妹が恐かったのです・・・。
「姉?
 電話したんだけど、全然出ないから来た。」
 あああ、やはり、やはり、電話をしてから来たのですね・・・。
 電話は・・
「け、携帯電話は、そこの机の上に・・・」
「・・・どこ?」
 と妹の視線が、私の机の上をさまよいます。
 私は片付けられない女なので、机の上には資料やら郵便物やらが堆積しているのだ。
 それをかき分けて携帯を出す私。
 携帯を開くと
「あ、ホントだー。
 妹からの着信履歴あるよー。
 あ、それになんかメールが3通も来てる。
 いつ来たんだろうねえ」
 ほがらかに話ながら、私は決して妹の顔は見ません。
 見ませんとも! 
 どきどきどきどき。
 あああ、見て無いけど、君の顔は見て無いけど、どんな顔してるかわかるよマイスイート妹。つきあい長いからねえ。あははははは。ははは・・。汗。
 すると妹が、私の携帯を見ていいます。
「何落書きしてんの?」
「これ?留守電の聞き方。説明書読んでわかったけど、覚えてられる自信がないから携帯に油性ペンで書いておいたの」
 あ、呆れたわ!
 妹ったら、今あきれたわ!
 脱力したわ!
 ああ良かった。
 もう妹恐くない〜〜

 あああ。携帯電話・・・。
 頑張るよ、俺。
 とりあえず、説明書を何ページか読んで感動しました。こげな小さなメカにこげにたくさんの機能が!
 うわー。使いこなせねえー。俺には無駄ー。


 プロットのOKが出たのでネーム中。
 この先3本続けてページが少なくてカラーもないので気分は楽勝。
 油断してると〆きりが襲ってきちゃうけど、油断する〜〜のんびり仕事する〜〜

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