昨日のてん末

2003年8月29日
 昨日来たあからさまに怪しい詐欺手紙。

 私が何を言っても母は不安なようなので、警察に電話しました。
 警察も良い迷惑だな。
 母の目の前で電話。
 だって、私が何を言っても不安なんだから、直接警察の人から何か言ってもらわんとあかんじゃろと思って。

 タウンページに警察への相談は#9110へ、とあったけれど、#9110は何度電話してもつながらず。
 ち。
 そしたら母が
「これ、何?」
 とタウンページをのぞきこみます・・・。
「タウンページですよ?
 あなたの家にもあるでしょう?
 たいていの困りごとは、これを開いて適当な所に相談電話をかければ良いのですよ。
 困った事があったら、私でなくタウンページを・・・
 何視線そらしてんのよ・・・
 ほらほら、タウンページの最初の方に、およそ生活で困った時に相談するべき公共機関が載ってるでしょうが。」
 ・・見てよ・・・。
 何窓の外に目をむけてるのよ・・・。
 
 しかし、年寄りって強いわ。
 タウンページ見た事もなかったんか!
 たいがい、困った事があると(近くの病院とか灯油配達頼むガソスタ探すとか)タウンページ見るよねえ。
 用事なくても、面白いから見るよね。
 福山のタウンページなんか「画家」なんて人がいて、うわ、画家なの?画家が住所と電話番号タウンページに載せてんの?肖像画とか描いてくれんの?と、大受けしたり・・・するよねえ?
 漫画家はいないんだねえ、とか。

 でも母は見ないのね。
 困った事があったら、自分で調べずに人に聞くんだもんなー。
 恐くないのかなあ?
 何にしても、素人の知人に聞くよりは、自力で調べた方が正確で確実だと思うんだけど。

 詐欺手紙については、警察署に電話したら生活相談課とか言うところにすぐ電話をまわしてくれて
「そういうのは無視して下さい。
 相手にしないで」
 と、手紙を読み上げる前に言われました。
 よほど多いんだろうな。
「すみませんが、それを、電話をかわりますので警察の方の口から母に言っていだけますか?」
 と電話をかわって、なんだか、長々と母は説明を受けておりました。
 電話を切って
「安心した?」と聞いたら
「うん。
 こういうのは取り締まりようがないけん、無視するしかないんじゃって。」
 といかにも安心した顔つき。
「あのね、こういう詐欺多いんじゃって」
 うん、私ずっとそう言ってるよね。
「電話しないでくれ言うとった」
 うん、私ずっと
「そんで、一度こういう手紙が来たからには、業者に出回ってる名簿にうちの名前が載っとるんじゃろうって。
 じゃけん、この先も手紙や電話くるけど絶対相手にしちゃいけんって」
「私もあんたにそれ言っただろ?」
 安心したからか、知らない知識を投入されて浮かれてるのか饒舌な母をちょっとたしなめてみるのですが、聞きゃあしません。

 私も警察の人もたぶん、同じ事を言ってる筈なんだが、私の言葉は母の脳には届かなくて、警察の人の言葉だと母は安心するんだねえ・・・。

 いいけどさ・・・。


 昨日今日は久しぶりでアシスタントさん二人に来てもらっていた、かなり忙しい日だったんだけどな。
(アシスタントさんが二人いると、私がさくさく指定を出さなくてはアシスタントさんが仕事できない状態になるのだ)
 明日とか、おとといだったらアシスタントさんがいなくて、もっとのんびり相手したやれたのにー。
 母と言う人種は、娘の都合は斟酌しない生き物なの?うちのママンだけか?
 仕事もどうにかなったし、母も安心したし(私は悲しい気持ちになったけどな)まあいいか。

 ほとんど原稿はできてて、あと一日地の子が来てちょっとトーン貼って修正コピーしてくれたら終わり。
 次ぎの仕事も9月〆きりだけど、もうプロットOKは出てるからすぐネームやるんだー。
 月バウ公演までにはネームをあげるっす!
 うす!
 えりりんの役が良いらしいので、バウは通うぞ〜〜
 だから、仕事はないけど、忙しいぞ〜〜
 きゃ〜〜〜


 

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