あけましておめでとうございます。

 去年中に終わらせる予定だったペン入れがやっと終了。
 これからネーム。
 その前に風呂。
 
 ううう、今日はスカステで花組初日生放送やるのに。
 花組エリザベートやるのに。
 ガラスの風景とか、バビロンとか、不滅の棘とか、スカステでいっぱいいっぱい観たい番組放送するのに。
 ううう。
 どうして今日からネームなんだよ・・・。
 ネームできてて、今日から三日は遊んで暮らす予定だったのに!
 そのつもりで同窓会の案内にも出席の返事出したのに〜〜
 ううう。
 全部録画して、とりあえずネームやります。
 
 ああ、なんだか、もう今年の自分がすべて見えるような年の始めだことよ・・・。
 元旦から食事はスパゲチー(好き。)だったしな。


 ☆


 大晦日に奥富と「私のまわりのヤオイスキーから絶賛の嵐」なラストサムライを観に行きました。

 渡辺謙と真田広之のラブストーリーだと思って観にいったら、渡辺謙とトム・クルーズのラブストーリーでした。
 面白かったです。

 いや、私も変だと思っていたのよ。
「なんで、渡辺謙と真田広之の侍ラブがアメリカ映画なのかしらねえ」
 って。
 映画観に行く前にこまちちゃんから
「主演はトムクルーズですから」
 って教えてもらって心底驚いたよ。
 面白かったです。

 すごく日本によく似たサムライのいる国が舞台だったけど、あれはどこの国だったのかなあ。
 サムライ達がまるで相撲取りのようなちょんまげをしていて残念でした。月代があっても、日本の時代劇みたいなちょんまげだったら、もーちょっと耽美だったのになあ。
 南国の村で野党みたいなサムライが相撲取りのちょんまげで商家か農家かわかんない暮らししてるんじゃなかったら、耽美だったのになあ。
 まあ、しょうがないよね。
 アメリカンは耽美とか、求めてなさそうだもんな・・・・・。

 映画館を出て歩きながら奥富に
「トム・クルーズの着物を脱がせて鎧を着せるのは小雪ではなく真田広之でもよかったんじゃないかしら・・・。渡辺謙でもいいんだけどさ・・」
 と提案したら馬鹿な事をと却下されたんですが
「トム・クルーズの着替シーンがあるのならば、渡辺謙の着替えもあってもよかったと思わない?
 殿の着物を脱がせて鎧を着せるのは、もちろん真田広之で」
 と提案したら、大絶賛で受け入れられました。
 おお、渡辺謙の着物を脱がす真田広之!
 白ふん一丁の渡辺謙!
 おお!
 おおお!
 みたい、そんな映画があったら、是非観たい!
 どんな駄作であっても、きっと映画館は満員だ!
 いや、着替えでなくても、入浴でもいいんだけど。
 
 面白いです。
 けど、これは自分で見なきゃだめな映画でしょう。
 だって、私のまわりのヤオイスキーは誉めちぎりまくってるけど、皆ちゃんと正しい事を言ってるのに、なぜかみんな、言ってる事がちがうのよ。
 目に入るポイントがちがうってゆーかー・・・。
 ヤオイスキーの血をもつものなら、観に行って損はなし。

 しかし、わかりやすいな、アメリカン。
 ギャング・オブ・ニューヨークを観た時に
「切ないビルの片思いラブストーリーだった筈なのに、アメリカ大絶賛で終わらせるとは・・・。
 アメリカン、素で愛国主義者の国・・」
 と妙な感動をしたんですが、今回も。
 
 今よ?
 今のこの時期によ?
「名誉のために戦って死ぬ事は美しい」
 って映画を作るんだもんなあ。
 しかも、たぶん、日本を舞台にして。
 日本人が、美しく名誉のために死ぬ映画、か・・・。
 国策映画って言うなら、別になんとも思わない。
 むしろ、国策映画でここまでエンタテイメントして凄いわ!って思うだろう。
 だけど、素だろ?
 この「戦争と死の美化映画」。
 なんだか、国一丸となって戦争が好きなんだね・・・。 


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