なんとなくせつなかった今日。

 さえちゃんサヨナラショーを観てきました。

 泣ける演出ではなかった。
 泣けるどころか、さえちゃんアンドレとさえちゃんオスカルによる合成映像さえちゃんの一人ベルばらなどは笑いをこらえきれなかったぐらいで、あれは一体何を狙ったものなのか。
 面白い、面白いよ。
 だけど、サヨナラショーであれってどうなのよ?
 私は泣く気満々でいたんだけど、笑ったよ。

 さえちゃんのアンドレオスカルの後に美々さんの青きドナウ。
 聞き惚れる歌声。
 けど、どうせならアントワネットドレスだったらよかったのに。
 普通にタカラヅカな綺麗な赤いドレスだったけど、いっそアントワネットドレスを着て欲しかったな。

 ペンライトをふりながら、泣く気でいたけど、にこやかな気分。
 本当はもうちょっとさえちゃんには宝塚にいてほしかったんだけど。
 できれば、オギーか景子先生の作品で大劇場公演するまでは宝塚にいて欲しかったなあと思ってたんだけど。
 
 何度かのアンコールの後、もう幕はあがらないだろうと席を立ちガードに向かおうとしたら、1階席から
「さえちゃーん」
 とファンの声がした。
 何度か「さえちゃーん」と声があがって、はにかんだようにもう一度そでからさえちゃんがあらわれた。
 声をかければ再びあらわれてくれるなら、きっとさえちゃんファンは永遠に声をかけていたかっただろうな。

 私はえり会のガード。
 さえちゃんのパレードは駐車場側で、えり会は楽屋口のガードだったので、もうさえちゃんは見れないなあと思ってた。
 
 だが、さえちゃんは花の道のむこうを通って、楽屋口のガードの人たちにも手をふって去って行きました。
 
 あー。
 クるなあ。

 さえちゃんが今日でサヨナラなのなんて、わかりきってたんだけど。

 薔薇満載のオープンカーに紋付袴姿で手をふられると、大階段を降りて挨拶してた時よりも
「ああもう、さえちゃんは行っちゃうんですね」
 とほろりと来ましたよ。
 まして、いっしょにガードに入ってた友達が
「せつないのう。
 せつないのう。」
 と淡々と言い続けるので、さらにせつなくなりました。

 さようなら、さえこさん。

 ・・・・・・・・・・・・・。
 エリザベート東京公演も観に行きますけど。
 お茶会も友達に連れてってもらう気なんですけど。
 だから、まだ全然さよならじゃないんですけど。

 まあ、一応、サヨナラって事で。
 
 ☆

 さて。
 宝塚なんて行ってる場合じゃねえんじゃねえか?
 と思わないでもない真っ白い原稿達相手にこれから一仕事。
 これが済んだらドラマシティに行きたいんだけど。
 雪組ドラマシティに行けるような日程でこの原稿があがって次ぎのプロットのOKが出てさらにカラーページの下書まで(ええっっそこまでしないと私遊びに行けないの!?)出来るのかなあ・・・。
 
 すいません、雪ドラマシティ公演はどんなもんなんでしょうか。
 血反吐にまみれて仕事してでも観劇に行く値打があると、誰か腐女子友達が言ってくれたら、私ちょっとしなくていい無理をしてみようかと思うんですが。

 誰にも何も言われなかったら、自分の健康を大事にしようと思います。

 エリザベートに通いすぎたような気が少しだけしてます。

 眠いよう、しんどいよう。
 めそめそ。
 でも、後悔してないからまた好きな演目があったら通いそうだよ。

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