ほし ながさき

2005年6月3日 宝塚
 星組観てきました・・・・・。

 なんと言っていいのか・・・。
 
 ・・・・・・・・。

 あんなに笑ったの久しぶりです、長崎しぐれ坂。

 耽美とか、やおいとか、BLとかだとうっとりできるんだけど、本物のホモってのはお笑い一歩手前なのね。
 そんで、ワタルさんと轟さんはその一歩を超えていたのね。

 せめてタキシードだったら美しかったかもしれんけど、岡っ引きと無宿者でホモやられたんじゃ、本物すぎんねん・・・・。
 
 もう、もう、もう!

 あの素敵さは実際に観なければ。

 話自体は、ちょっと直せば面白くなる話だと思ったんだけど、そもそもが原作付きなんだから、原作の料理をちと間違ったんでしょうか。
 けど、あの間違ったホモ具合はなんとも素敵なので、まあいいかと思います。

 ストーリー構成とバランスのみについて論じるならば作品レベルはすさまじく低いと思う。
 
 けど、あの大笑い真面目素敵ホモは狙って描けるわけでも、狙って演じてるわけでもないでしょう。(狙ってるのかな、まさか)

 作品のレベルがどうこうよりも、あの凄まじいホモっぷりは一見の価値あり。

 他笑いツボとして「ゴキブリのように動く神輿」「竜のひげ」「それ、卑怯ちゃうから!」「なんで奉行が同心の下っ端になってんねん!」等でしょうか。

 見どころとしては、ええと、名前がわかんないんですけどね。
 緑の縦じまの着物きてる同心はどなたでしょうか。
 着物の裾裁きが、かなり不得手のようです。
 不得手だと思うんですが、もしかしてサービスかもしれません。

 足、みせまくり!
 太もも、もろみせ!

 きゃあ!

 けど、ふんどしは見えませんでした。
 おふんどしはお召しになってないのかしら、同心様。

 あと、無宿者達もけっこう、ばっさばっさと裾けって足見せてくれてましたけど、ふんどしは見えませんでしたよ。

 ちょっと悲しかったのは、檀ちゃんのサヨナラなのに、檀ちゃんの見せ場がなかったところか。
 今日のツレのまどかちゃんは檀ちゃんラブの人なので
「サヨナラなんだから、花魁道中くらいすればいいのに」
 と嘆いてました。
 全くだ。
 あのオープニング削って今からでも檀ちゃんの花魁道中希望。
 熱望。
 ゴキブリ神輿作る手間があるなら、檀ちゃんに素敵着物を作ってくれ。

 やたら松本理事の見せ場があったけど、素直に役つけた方がよかったんじゃねえの?
 あれじゃ、何しに出てきてるかわかんないから、むしろ邪魔でもったいないよ。
 話壊さずに、檀ちゃんにも松本理事にも見せ場つけるくらいの事、そんなにむずかしくないだろうに。

 「なんで、最後は船を出したんだろうな。
  卯之助がわかんねえや。」
 と言う私に
 「あれは、ファントム再びじゃない?」
 とさらりと返答をくれたまどかちゃん。

 おお、そうか。
 あれはクリスチーヌとエリックごっこだったんか!

 やはり観劇は面白視点を持った友達とが良い。

 楽しかったです。
 やはり、月に一度くらいは宝塚に行かんとな。

 さて、この後は7月3日〆きりの原稿をあげるまで、一日の休みもなく仕事をせねば。宝塚はしばらくおあずけ。スカステで我慢。
 いや、ホントは編集さんはもうちょっと〆きりのばしてくれそうだったんだけど、そういうわけには行かないからね。
 だって、ほら、7月4日は大事な用事がね!
 頑張りますわ〜〜〜〜

 

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