某店の店員さんは売る気まんまんで、15分のマッサージのお試しの間中、私と値段交渉が繰り広げられた。

 某店の店員さんも売る気まんまんで、15分のお試しの間中「お買い上げになられるんでしたら、上と値段の相談いたしますよ」と言うてくれた。
 けど、値段は言うてくれんのね。

 上記2店は買う時は私にお声をと名刺をくれた。

 さて、某店。

 マッサージチェアの担当らしい店員さんに
「お値段いくらになりますか?」
 とにこやかに声をかける。
「え?そうですね、僕の権限で下げられるのはこれくらい・・・」
 僕の権限言うとる所であかんやろ・・・。
 と思いつつ、指値してみる。
 この指値が甘いと後で妹に笑われるのだが、私はけっこうえぐったつもりだったんだがなあ。
 店員さんは「え・・ちょっと、お待ち下さい」とどこかへかけて行き、上司を連れて戻って来た。
 上司はあっさりこちらの指値にOK出しました。
 ほんとだよ妹。
 もうちょっとえぐってみてもいけたかもな。
 ち。

 やる気まんまんでセールストークにいそしんで下さった店員さん達すみません。
 私は一番熱意の少ない店員さんから買ってしまいました。
 てへ。

 でも、やる気のない人が私には一番よかったよ。
 だって、やる気まんまんの店員さん達は私に職業を聞くんだもん。
 プロのホストは客の歳と職業は聞かないものらしい。
 なるほどと思う。

 私は年齢はそのまま外見に出てると思うし聞かれても気にしないんだが、職業を聞かれるのが嫌だ。
 だって、漫画家って言うと何を言っても「漫画家さんはねえ」とか「漫画家だからねえ」とか、やたら職業を引き合いに出されるんだもん。
 やたら金持ちかやたら貧乏人かと思われる事も多々あるし。
 相手に悪気はないのだろうけれど、私は大変不愉快で屈辱を感じます。
 どういう職業の人間がマッサージチェアを買うのか、と言う主旨のアンケートなら不快でもなんでもないんだけどな。
 接客業は世間話に客が自分から職業を言わないなら問うべきではなかろう。

 マッサージチエェアはフジの最新機種を購入。
 今日は家族サービスの日だったので、電器屋に母も持って歩いていた。
 店員さんと値段交渉の間、母をマッサージチェアに座らせた。
 すると母は私の気にいったナショナルのがダメでフジのがお気に召したようだ。
 そうですか、フジですか。
 そんで、フジの最新機種が値段もけっこうこなれたのでそれにしました。
 
 あああ、マッサージチェア。
 私はあなたにもう夢中。
 アシスタントさん達も、マッサージチェアにとろけてくれるといいなあ。
 あなたがうちに来る日がとても楽しみ。
 
 ☆

 明日仕事が終わったら迎えに行くと奥富からメールがあった。
 そうか、明日は奥富の車で映画に行くのか・・・。
 明日を指定して映画に誘ったのは、毎月1日が映画の日で1000円で映画が観られるからなんだけどね。
 あのね、奥富。
 今福山ではね、映画館指定の駐車場に車をとめると、2名様まで1000円で映画が観られるの。
 映画の日でなくても、水曜日でなくても。
 明日奥富にあったら、教えてあげよう。

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