休日

2005年10月10日
 久しぶりにアシスタントさんの来ない日だったので、色々やろうと思って色々頑張ったけど、どれも中途半端。
 庭の草むしりも畑仕事も家の掃除もHDDの整理もDVDの整理も何もかも半端だけど、まあ、手をつけずに放置するよりはマシだからいいか。
 のんびりやろう、のんびり。

 ☆

「赤い運命」を仕事中観賞。
 見せ場でなんで声を殺して笑うんですか、ちへこさん、地の子さん?
 私は数十年ぶりに赤い運命を観て、心底驚いたよ。

 私の覚えてる赤い運命と、全く違う!

 赤い運命放送当時は私はよっぽどのちびっ子だったようだ。
 昭和51年だもんな・・・。
 ところどころの場面だけちゃんと覚えていた私は、覚えてる場面が全てつじつまが合うように、覚えていない部分を脳内補完しちゃってたんですわ。
「ええと・・・
 こういう設定でー
 ああいう設定でー
 そんでこういう場面があったんだからー
 きっとあれがああなってこうなったって事だよな。」
 と、な。

 長い間信じてた私の赤い運命は、ほとんど私の創作だったんだな・・・・。

 かなりの衝撃です。

 自分の信じてた赤い運命がもったいないので、今度オリジナルの漫画にしてみようかなあ。
 まあ、まんま韓流っていうか、大映なストーリーなんだけどさ。
 他の赤いシリーズと混ぜたかなあ?
 しかし、よくもまあ、ここまで違う話を作りあげて赤い運命だと信じ込んでいたものだ。

 ごめんなさい、まぎいさん。
 以前まぎいさんに教えた「赤い運命」の粗筋は
「伊勢湾台風で行方不明になった母親が記憶喪失で、貧乏人と金持ちの赤ん坊が入れ代わり、意地悪な偽金持娘が健気な本物金持娘の好きになる男に横恋慕する」
 以外、全部嘘でした。
 謝罪。

 ☆

「地の子さん、来週もうちょっとアシスタントに来てもらってもいいかなあ。
 〆きりまでは日にちがあるんだけど、もし早く原稿があがりそうならおばちゃんタカ」
 まで言って失言に気づき言葉をとめる漫画家。
 笑いをこらえきれないアシスタント。
「宝塚に行くんですか?」
「え?
 あの、いや、あの・・・
 ・・・うん・・・・」

 翌日、こまちちゃんがまぎいさんに私の用事で電話中。
 うしろから
「もう一日!
 もう一日希望!」
 とわめく漫画家。

「来週もう一日来て下さいってメールしてあるんだ。
 あわよくば来週中に原稿仕上げて、再来週ちょっとでかけたくてね。」
 と電話を切ったこまちちゃんに告げると
「宝塚ですか?」
 とあっさり読まれた。
 うわ、なんでわかるの!?
「まぎいさんはまだメールを読んでないそうですよ。」
 そ、そうですか・・・・。

 なんでだろう・・・。
 なんでみんな、私がどこへ行こうとしてるかわかるんだろう・・・・。
 みんな、宝塚の上演スケジュールなんか知らないくせに。
 
 あわわわわ。

 ☆

 この日記は検索をかけて来た人が、どういう単語で検索をかけたか、全部じゃないけど一部わかるようになってます。

「貧乏 レディコミ 漫画家」

 で検索かけた人の理由が知りたいわあ。

 そんで、そんな検索に引っ掛かる自分がなんだかだわあ。

 ちなみにレディコミと言う漫画ジャンルは単行本があまり出ません。
 だから、印税がもらえません。
 エロ系レディコミは原稿料が高いらしいんだけど、私のいる嫁姑系レディコミは少女漫画系よりは原稿料が安いようです。
 
 だからまあ、業界の中で言えば、レディコミ漫画家は貧乏かもしれません。

 ただし、少女漫画系の人は月40〜50枚くらいのお仕事しかなさらないようですが、レディコミでは2〜300枚描く漫画家さんがザラにいます。
 原稿料は一枚いくらだから、たくさん描いてる人はちゃんと収入があると思うけどなあ。

 家にいて起きてる間中ずっと仕事してるから、時給に換算すると悲しくなるけど、毎月雑誌に掲載されてるくらい仕事してれば別に貧乏でもないですよー。

 そんな私はさららんファンの日記を捜してるんだが、みつけられねえ。
 さらら茶が9日にあったと聞くので、さらら茶の様子を書いてる日記を読みたいんだが、みつけられねえ。
 なんでださららん。
 さららんはホントはファンになんて呼ばれてるんだ!
 がー。

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