面白かったです。
 ラヂオの時間の方が面白かったように思うけど、あれを超えるのは至難の技だろうなあ。

 泣かせるわけでもなく、感動があるわけでもなく、細かいエピソードの積み重ねなんだけど。
 
 すんげえ、緻密な計算の上に作られたお話です。
 
 もう、何もかもが伏線!
 素敵!
「ああ、このためにあれがあって、あれはこの伏線だったのね!」
 が続く続く。

 泣きたい人や感動したい人には進めないけど、計算しつくされたストーリー構成が大好きな人にはお勧めです。

 ☆

 水曜日だったので映画のハシゴにおでかけ。
 観たい映画は5本あったんだけど、3本にしぼる。
 3本観ようと思い、朝から出かけたんですが、2本観ただけで頭痛リーチがかかったのでそこで断念。
 まだ尻はしびれてなかったんだけど。
 昔の映画館は入れ替えがなかったので、朝入場料を払ってそのまま夜まで同じ映画を繰り返して観てたんだがなあ。
 今はもう無理です。
 そういう所に年齢を感じるなあ。

 それに、昔なら脚本の設定に疑問を感じるものよりも、枝葉末節まで芸にこった脚本の方を高く評価してました。
 が、今日全く芸風の事なる二つの映画を観て知ったんだが、どうやら今の私は計算され尽くした脚本よりも「泣かせる」脚本の方がツボらしい。
 年とったから好みも変わったのかなあ?

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