おから

2006年12月14日
 仕事中、地の子と老後について語る。
 
 なんで若者とそげな話題になったやら。

 さて、私の老後の展望としてはこうだ。

 家を小さく建て替えて庭を広げる。
 広げた庭は、もちろん畑にするのだ。
 どこで読んだかあてになるやらわからんが、2坪の畑があれば人一人分の野菜は自給できるものらしい。
 今現在すでに2坪くらいは畑にしてあるんだが、ちゃんと世話をするのが面倒なので、適当にほったらかしても自給できるくらいの畑が欲しい。

 そしてむかごに増殖していただく。
「むかごで1割とまではいかないまでも、主食の何%かは確保したいんだー。
 そんで主食の4割くらいをおからにして4割くらいを小麦粉にして白米はごちそうでたまに食べてればさあ、年金暮らしになってもやりくりできると思うんだよねー。」

 どうすか?
 野菜自給して、主食を安く押さえれば国民年金しかもらえない老後でも食べていけそうな気がするんだが。

 そんな私の夢に地の子はいう。
「それは・・・日本じゃないみたいです・・」
 ああ、そうねえ。
 でもむかごって日本以外にもあるんかいねえ。

「それに・・おからって美味しいですか?」
 おお、若者がぜいたくな発言を。

「とりたてて美味しくはないけど、食べるのが辛いほど不味くはないじゃないですか。
 1袋50円もするけど1袋買えば1日分の食料になりますよ。」
「50円は高くないです。
 安いのはいいんですけど、私は美味しいものが食べたいです。」
「おからが50円は高いよっっ
 昔はねえ、豆腐売り場に御自由にお持ち下さいっておいてあったんだよ、タダだったんだよタダっっ
 不味くないんだからいいじゃん。」
「おからは食べてるとのどにつかえます」
「茶を飲めばいいじゃん」

 地の子はうちでちょろっと副菜として出るおからに否やはないようですが、主食としておからを食べるのは嫌らしいです。

 でも、国民年金で食べていこうと思うなら安くて栄養価の高い植物性タンパク質であるところのおからは力強い味方だと思うんだがなー。
 たぶん、消化もいいし。

 仕事中アシスタントさんにまかないで出すおからは卯の花かサラダ。
 たいてい1食一人あたりのおからは20グラムってところでしょうか。
 私は一人の時は1食でおから100グラムか、1日におから100グラムくらいです。

 私は豊かな老後の生活設計にはおからだと思うんですが、どうでしょうか。

 ちなみにおからはちゃんと料理すればかなり美味しいです。
 卯の花はいつもありあわせの野菜と炊いてめんつゆで味付けしてるんですが、たまにごっつい美味しくできる。
 が、美味しい時と普通の時の違いが作ってる自分にわからない・・・。
 おからケーキもしっとり美味しく焼ける時とそうで無い時の違いが自分でもよくわからないです。

 こないだ何を思ったか、おからに永谷園のお茶漬けの素と熱湯をかけてみました。
 ・・・・・・・・・・・・・まずかったです・・・・。
 もったいないから食べはしたけど。
 半分熱々で食べて、残した半分は冷え冷えを食べたんですが、冷え冷えはまだマシだったかなー。
 
 今日はネギを摘むのが面倒で小麦粉とおからとニンニクだけでチヂミを作りました。
 焼き立てカリカリを食べてそれなりに美味しかったけど、やはりニラかネギかをどっちゃり入れた方が万倍美味しい。

 ただいま久しぶりにおから生活をやっています。
 倹約したいとか老後にそなえてとかではありません。
 久しぶりに体重計にのったらエライ事になってたので、体重落とそうと思って。
 カロリー計算が面倒なんだが、おからメインの食生活にすればやせるだろうとの目論みです。
 
 さて、やせるかなあ。

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