パリの空よりも高く　観劇記

　腰リュウ様が
「儲かりますよ」
　と言うと、激しくうさんくさいのは何故だろう。

　だまされてると思いながらも、きっと財布を開いてしまう気がする。

　☆

　ああすればいいのに、こうすればいいのにと思うところはてんこもり。
　他人様の作った話のアラはよく見えるよ。
　いや、話は原作があって、それはシランのだがきっと佳作なのだろう。
　破綻のないプロットなんだが・・・。

　演出とか構成とかそういうところが、な・・・。

　私は
「マダムの娘と言う役を作って、娘をヒロインにすれば良かった」
　派に一票。
　娘は実の子じゃないのがいいね。
　マダムはずっと未婚で。

　あと
「ペテン師兄貴はジュリアンそっくりって設定だったら良かったのに」
　派にも一票。
　ペテン師になんだかなついてくるガキがいるんですよ。
　そんでそいつが
「兄貴は死んだ父ちゃんにそっくり」
　とか言うんですよ。
　で、死んだ父ちゃんの話を聞いてて、このペテンを考え付くて事で。
　で、自分そっくりでみんなに好かれた今はもう亡い男と自分とのギャップに苦しんでみたりとか。
　で、なんならいっそ本当に子供だったりしてもいいし。
　そういうキャラクター作りは植爺の芸風ではないのは承知だが。
　アルマンドって、人に聞いた話じゃ設定35才なんですって？
　そんでジョルジュが作中の設定通りなら19才以下なわけですよな。
　19くらいの男の子が35のおっさんになつくには、それなりに理由描いてもいいと思うし。

「オープニングのレビューなくしていいから」派にも一票。
　でも
「オープニングのレビューでジュリアン・ジャッケがみんなをたらしていた過去の回想場面をやるといいよ」派にも一票。
　ジュリアン・ジャッケはあさこさんで。
　あさこさんに腰リュウがたらせるかなあ？

　☆

　ジュリアン・ジャッケがタラシの総攻で、みんな彼にやられてたってのは決定事項ですよな。

　アルマンドとジョルジュはみてて微笑ましいが、エロ心も萌心も刺激しないねえ。
　可愛いから値打はあるが。
　
　☆

　ギスターブが3ヶ月も金を払わずホテルにいられたのは、若者達をたぶらかしての事だろうか。
　友達がジャン×ギスターブと言うてらしたんだが、あの二人はやってなさそうだけどなー。
　ギスターブって、ちょろそうだから、簡単にやられそうではあるけどなー。