娘が冷たい

　仕事中愚痴を言う。

「ああ、しんどい疲れた仕事したくない。
　でも疲れてるのは仕事のせいじゃないから愚痴も言えない。」

「今言ってるそれは愚痴じゃないんですか？」

　あああ、冷たい。
　冷たいよ地の子。
　おばちゃんは今嘉月さん退団で必死なのに。
　
　婆に冷たいとののしられながらも原稿を仕上げてくれる地の子。

「なんか思ってたよりアシさん仕事多いみたいだから、もう1日来て」
　と言うのに快諾していてさえ、婆に冷たいとののしられる地の子。

　かわいそうね。

　君の不幸をいたわってあげるから、婆の事もいたわっておくれ。

　☆

　マジシャン萌日記を描きたいんだが、ただいま仕事中なのでそうもいかん。
　
　こないだ観劇した時に探偵が詩人をかばう場面に変化がみえたんだが、変化してるのか、19、20日だけだったのか。

　20日は探偵が詩人の腕を片手は掴んでたんだけど、片手は掴んでなかったんだよ。

　そんで、19、20日ともに詩人が少し前のめりになって探偵の胸の中にはいりそうになっておった。

　あれは日々、その場のノリで違うんだろうか。

　日々接近してるとかだったら嬉しいんだが。

　そんで何より、見事に、友達が誰一人として詩人を抱き寄せる探偵に気付いてなかったのにびっくりだ。
　
　なんでだ。

　オタ友はともかく、えり友なら見てると思ってたのに！
　まさか、あの至近距離にあって、探偵は視界に入っても詩人は視界に入らないとかいう事か？
　いや、まあ、詩人が探偵の胸に入ると、角度によっては本当に客席からは見えないだろうけど。

　だったら詩人ファンの視界には探偵が入っていないのかしら。

　そんで、腐った目でみると、最初の屋敷の場面でも詩人は椅子にのって探偵の後ろから探偵の肩掴んでるしさー。
　けっこう美味しいと思うんだけどー。

　って言う萌日記を、いつか書きたい。
　
　けど、仕事と観劇に必死で描き損ねそうな気がすごくする。

　ネームのOKが出てアシスタントちゃんが捕まったので、調子こいてタカホ予約追加いれちゃいましたよ。
　
　わーははは。

　死にそう。

　なんで私の友達は会社務めしながらエリザベート25回観劇なんてできたんだろう。
　やっぱすげえや。
　あたしゃ自営業なのにマジシャンを25回観るのは無理そうだよ。