この後に及んで浮気してた私。

「15日のチケットは大丈夫?」
 とある日の嘉月さんの出待ちの後で人に聞かれて
「15日は梅芸です」
 と明るく答えた私。
 先方は「?」なお顔をしてらしたわ・・・。

 そうね、この後に及んで月観ずに雪観に行くとは普通思わないよなー。

 でもせっかくチケット取れたんだもーん。

 12時公演のチケットをとったので、朝大劇場の入りもできたし、観劇後に出待ちにも間に合いました。
 

 ☆

 お目当てはもちろん水さんで〜〜す。
 きゃ〜水さんが沖田〜〜

 すいません・・・。

 私は、星影の人と言うのは、新撰組の話だとしか知りませんでした。

 水さんが沖田だとしか知っていませんでした。

 いや、ひろみちゃんが山南なのは知ってたけど。
(そんで、水さんが沖田でひろみちゃんが山南!?と、驚いたけど)

 だから、てっきり・・・。

 水さんがかっこよく死ぬ話だと思ったんだよう・・・。

 だって、沖田主人公の新撰組の話なら、そうだと思うじゃないですか。

 池田屋で血を吐いてから死ぬまで。

 美味しいのはそこんとこじゃないですか!

 まさか、沖田が死なないとは。
 死ぬのがヒロインだとは。

 池田屋が、音声だけだとは!

 池田屋が、音声だけだとは!

 池田屋が(しつこい)

 びっくりした。

 だって、普通に一番見せ場の筈の池田屋が(しつこい)

 色々期待がはずれて残念。

 それにしても、ずいぶんはしょった話だったのにびっくりだ。
 
 再演だそうだが、初演当時の日本社会ではよほどの新撰組ブームでもあったのか?
 私はオタクだから新撰組漫画やら小説やらドラマやらをいくつか知っている。
 だから、ちゃんとした史実かどうかはシランが、世に知られている新撰組の設定は多少は知っている。
 山南さんが脱走してたり、女を身請けしてたり、山南さんの切腹の介錯が沖田だったりってくだり。
 知ってるから、星影の人を観劇しててもなんとなくついていけたんだけど、知らない人がみてたら、わかんないんじゃないの?
 
 新撰組名場面集と思えばそれはそれでいいんだが、一つのドラマとしては成立してないような気がする。

 男役がかっこ良ければそれで許されるのが宝塚と思えば、これもアリなのか。

 
 水さんの沖田はもちろんかっこよかったです。

 汝鳥さんの近藤は渋くてステキ。

 音月さんの土方は若々しくてかっこいいし。

 ひろみちゃんの山南は誠実そう〜〜

 で、さあ・・・・。

 単品単品はいいんだけどさあ・・・・・。

 ちょっと、近藤と土方が親子くらい年齢差があるのはきつかったかな、とか・・・・。

 沖田より山南の方が可憐なのはいたしかたないのかな、とか・・・・。

 ごめんなさい、思っちゃいました。

 あれは、雪ファンの人なら気にならないのかな?

 他にキャスティングのしようがなかったのかな?
 と思うんだけど、じゃあ、どうキャスティングすればいいのかと言う話になるとどうしていいやらわからんしなー。

 観劇の日の朝、ホテルでスカステつけたらちょうど星影の人のナウオン放送していた。
 水さんが無理のない若作り・・・みたいな事言うてらしたけど、本当に役者ってすごいなーと思いましたよ。
 水さんの沖田は単品ならちゃんとキヨラカなういういしい青年に見えたもの。

 
 ☆
 

 Joyful!!II

 の方は観ててなんだかなつかしかったけど、前に大劇場で観たのっていつだっけ。
 いつもぼんやり観劇なので、初演とどうちがうのかもようわからんです。

 全ツは客席降りがあるんだよね〜〜
 1階前方列の人がうらやましいな〜〜

 

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