寝るー

2007年11月26日
 大した枚数でもなかったんだが、ずっとやってた仕事がやっと終わり。

 もうダメだ。

 おばあちゃんはダメなんだ。

 三日働いたら一日休むくらいでないと!

 5日間東京砂漠をさすらったあとで14日間連続仕事って有り得ないよ、ダメだよ!
 死ぬよ!

 いや、本当は二日ほどアシスタントさんの来ないお休みの日を設定しておいたんだけど、あまりに原稿の進みが遅いので仕事しちゃったんだ。
 14日間毎日描いて、やっと仕上がった原稿の枚数を数えると気が遠くなるね。
 やっぱり、歳とると仕事できなくなるねえ。

 まあ、まあ。

 終わったから寝ます。

 ☆

 寒いのでエアコン稼動。
 でもうちは家が古いので足下から冷えてくる。
 室温をあげても足下は冷えるので電気あんかやひざかけや足下用ホットカーペットをアシスタントさん用に常備している。

 だが、強い子地の子は何も暖房器具を使わない。

 え、ええ〜〜〜?

 さ、寒くないのう〜〜〜?

 問う婆に地の子は答えた。
「赤い服を着てるから大丈夫です。」

 ?

 そりゃあ、君、カーディガンも赤、ズボンも赤、カバンも赤で、全身赤だけど。
 ・・・だから何・・・?

「赤い服着てると暖かいんです。
 ほら、赤いパンツとかあるじゃないですか。」

 そ、そう言われましても。

 晴れやかな笑顔でおっしゃられましても。
 おばちゃん合点がいかんなあ。

「赤いの着てるとぽかぽかなんです。」

 それって、服が赤いからじゃなくて、単に君が強いだけなんじゃないのかなあ・・・・・。


 ☆

 今日はガス工事がありました。
 昨日もガス屋さんがいらして
「明日午前中に来ます」
 って言うてらした。

 なので、私は今日はすごく眠かったんだけど、アシスタントさんは午後からしか来ない日だったので午前中寝てたかったんだけど、頑張って朝10時には起きてました。

 えっへん。

 なのに、ガス工事の人がなかなか来ない。

 と思ってたら、12時前にいらして
「すいません、部品が足りなくなったので午後からでもいいですか?」
 だって。

 えー。

 午後から来るんだったら、午前中寝てられたのにー。
 ぶーぶー。

 心でぶーぶー言うてても、笑顔にっこりで
「わかりました。
 午後ですね。」
 と返事する婆。

 今日の工事が終わった後、ガス屋さんが明日の午前中にもう一度来ると言う。

 明日も午前中に起きてなきゃならんのかー・・・・。

「すいませんが、午前中は寝てると思うんです。
 ドアをガンガンたたいて起こしていただけませんか?」
 
 婆は起きて待つと言う選択肢を振り捨てた。

 笑顔のガス屋さんは言いました。

「ああ、そうですか。
 今日も実は9時頃来たんですけど
(寝てらしたんですねと言いたげな爽やか笑顔)」

 げ、

 げびげびげびー。

 あ、朝からいらしてらっしゃいましたかー。

 10時起床では間に合ってませんでしたかー。

 げびげびげびげびー。

 ご、ごめん・・・・。

 愛想良くしといてよかった・・・・。
 

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