若くて綺麗な銀行員の娘さんがやって来た。

 や、借金の取り立てとかじゃないんで、心配しないでいいです。

 通帳を作って定期預金しただけなんだけど、なんでか家まで来てくれたんだよ。
 びっくりだよ。
 
 で、
「それでは次ぎに来る時に通帳を持って参りますね。
 ええと・・」
 と彼女の視線が仕事部屋をさまよった時に

 やべっっっ

 と思いました。
 ごめんなさい。

 彼女はカレンダーを目で探してたんです。
 
 そして、うちの仕事部屋のカレンダーは大空さんなのです。

 せめて7、8月か11、12月だったらただのイケメンアイドルのカレンダーに見えただろうに。
 3、4月はパリ空の舞台写真だったのです。

 や、やべっっっ

 銀行嬢さんは何の反応もなく、日付けだけみて次ぎ来る日を予告して帰って行きました。


 別にさあ・・・。

 好きで飾ってるんだから、恥ずかしがる事もないのにな。

 ゆうひさんのカレンダーを恥ずかしがった自分がちょっと恥ずかしい。

 ああ、でも、もしおっさん銀行員とか若造銀行員とかだったら、別に恥ずかしくなかったやもしれん。
 いや、そもそも、銀行の窓口で
「お宅まで説明にうかがいます」
 って言われても、断ってただろうな。

 ああ、せめて、蘭寿さんのカレンダーを並べて飾らずに玄関に飾っておいて良かった。

 

コメント

魔法使いの弟子
魔法使いの弟子
2008年3月12日15:57

>や、借金の取り立てとかじゃないんで
取立てに来るのは、銀行の人でなくて、債権回収会社の人です。・・などとマジレスをしに来たわけではなくって、ご贔屓のカレンダー、飾ってくださっているのですねえ。

私なんか、今、目の前にあるのは去年のですよ。ファンなのに。もう3月だし、かけかえようかなあ、と。

庭りか
庭りか
2008年3月12日16:08

でもカレンダーってめくった古い分ももったいなくて捨てられないですよねえ。
普通のカレンダーは用済になると切り刻んでメモ用紙にするんですが、宝塚のは切り刻めないですよ・・・。