右手元気でーす。
 私も元気でーす。

 でも中指は元にもどってません。
 中指の付け根にガングリオンがあったので、中指の付け根を切ったんですが。

 切って肉がくっついたところだけは、やっぱり様子がちがってます。

 人さし指は後ろにそれるんだけど、中指はあまり後ろにそれない。

 それと中指はあいかわらず少ししびれてます。

 で、問題があるかと言えば、あまりありません。

 人さし指と親指が元気なので、普通に漫画は描けます。
 日常生活にも問題ありません。

 問題なのは、拍手ができない事でしょうか。

 まだやっぱり、傷口のあたりは叩いたり押したりすると痛いので、拍手もできません。
 宝塚ファンには悲しいですが、そうでなければあんまり問題ないかも。
 でもこれは、何ヵ月かしたら痛くなくなるんじゃないかなと予想してます。

 ガングリオンについて検索してる時に、音楽家の人が
「楽器を扱う人間は手にメスをいれるわけにはいかない」
 と言う理由で、ガングリオンの手術をせずに苦労なさってるブログを読みました。
 全くそうだと思います。

 私は楽器は使えないけど、もし自分が音楽家だったら、今の中指には絶望してると思います。

 それに、中指なので漫画を描くのに問題ないけど、これが人さし指か親指だったら、やはり絶望してたかもしれない。

 丸きり描けないわけじゃないけど、微妙な線が描けるかどうか自信ないです。

 もし漫画家さんで人さし指や親指にガングリオンが出来た人は、手術前に熟考なさる事をおすすめします。

 小説家の人は大丈夫じゃないかな?
 パソコンの文字打ちには支障は感じてません。

 ☆

 ガングリオンの手術の後、ほぼ一ヵ月仕事してませんでした。

 でも、やる気になれば3週間くらいで仕事はできたんじゃないかな?

 職種によってはもうちょっと早めに仕事復帰できたかも。

 利き手のガングリオンは、治療費は高くないけど、仕事できないから半月から一ヵ月分の生活費を貯えてからでないと手術できないね。

 ☆

 右手手術の事をブログに書いたので、いっぱい心配されてお大事にと言われて嬉しいきぶん。

 ありがとうございます、ありがとうございます。

 大した事ないと言えば大した事ない病気なんだけど、他人に優しくされると嬉しいですよ。

 手術の後3週間目くらいかな、すんごく精神不安定になりました。
 他に理由が思い付かないから、たぶんガングリオンのせいじゃないかな。
 漫画を描けずにいたせいだと思います。
  
 いや、漫画描けないくらいで精神不安定になるのは、私だけかもしれんけど。
 精神不安定といっても、独りでいるとなんでか悪い事ばっかり考えてしまって「なんだか今の私普通じゃないなあ」と思う程度のものですが。
 気のあう友達と会ってると、なんてことない程度でしたが。

 大した病気じゃありません。

 でも、優しくしてもらえるとすごく心の支えになります。

 ☆

 ガングリオンの手術して、一番辛かった事。

 手術直後に見知らぬ漫画家さんからメールをいただきました。

「漫画が描けないならちょうどいいから、私に原作を描いて下さい。
 あなたが右手を手術したのは私のチャンスだと思って連絡しました。
 ○○社の○○賞に応募しましょう。
 賞金は折半で。」

 というようなお話でした。

 

コメント

nophoto
エリ
2008年7月15日21:10

暑い夏の手術は蒸れて大変ですね。
私も、左手の甲のガングリオンで8回位抜いていて、
今は、針をさしてもほとんど、出てきませんが、
袋が癒着してるようで拍手とか、出来ません。
剣道をやっているので、左手は重要なんです。
でも、手術しても再発する率が高いようなので、悩みます。
まして、神経でも傷つけられたら?と思うと手術には踏み切れません。
お大事にしてくださいね。

庭りか
庭りか
2008年7月15日23:33

エリ様コメントありがとうございます。
剣道をなさってる方にも手のガングリオンは厳しいかもしれませんね。拍手も辛いけど、竹刀を握って闘うのも辛そうですよね。
右手は牛歩の歩みで回復してますので、その内中指のしびれもとれるかな?と思います。
私は手術前にこんなに手術後の回復が長くかかるとわかっていたら、もうちょっと手術を考えたかな?
とも思いますが、手術した時にはすでに漫画が描けない状態の右手だったので、わかってても手術したろうな、と思います。

再発が私もとても怖いです。
ネットで調べてるとガングリオンの再発率はとても高いようなので。

右手の回復が遅い事で、手の痛みよりも精神的に辛かったです。
家族や友人が自分に好意的で支えてくれる状況でないと、術後が辛いかもしれません。