http://yumemani.com/intro.html
 映画観てきました。

 東京では昨年秋公開だったようですが、福山ではただいま上映中。
 
 しんどかったー。

 公式ホームページみて、てっきり
「介護が必要な妻とその夫のお話かあ。
 老人の語る生きててよかった系の生命讃歌かな?」
 と思ってのほほんと観に行きました。

 おおお、誤解であったよ。

 老夫婦には実は本当に好きな人は別にいて、夫婦ともに過去にとらわれてて辛い感じ。

 主人公は映画学校の院長で、お気に入りの美青年生徒がいるの。
 こいつがちょっと心が不安定で、てっきり私は
「ああ、不安定な若者を老人が導いてあげる話なのね」
 とか思ってたんだが。
 この青年の描写が辛い辛い。

 なんかもう、全体通して
「生きてるのって辛いねー・・・・・・・(遠い目)」
 なカンジ。

 精神病んでる若者は無駄に魅力的なので腐女子によっては萌可能かもしれん。

 ていうか、これ、主人公の年齢50代とか40代とかにしたらまんまBLになりそう。
 BLじゃなくてジュネならこのまんまでイケる。

 私はこういう
「生きているのが辛い」系
 の話は苦手なんだけど、こんだけ観てて辛いんだから、こういうのが好きな人にはいい映画なのかも。
 役者さんの平均年齢高そうだけど、タンビだし。

 ラストあたりにベンチでいちゃついてた老人カップルは主人公の若い頃の回想に出て来た夫婦だろうか。
 だとすると、これは、どんなに辛い事があっても、生きていれば最後には幸せになれるって解釈でいいのかな?

コメント