フカヒレランチ

2009年10月19日 日常
 店名は特に伏せる。笑。

 母がフカヒレスープを食べてみたいと言うので、ネットで検索して近所のお店に食べに行きました。
 ちなみにネットで検索してフカヒレスープやってるらしい店は近所で2件しかヒットせんかった。
 田舎。

 1日10食限定2800円フカヒレランチなるものがヒットしたのでそれに行く。

 予約優先だと明記されていたので電話してみた。
 営業時間なのに出なかった。
 あれ?

 受話器を置いて数分後、電話が鳴った。
「どちらさまですか?」
 と電話の向こうで相手が言うた。
 ヲイ。

「それってナンバーディスプレイみてわざわざ電話かけなおしてるって事?」
 と後に妹が驚いていたが、私もおどれーた。

「・・・もしかして○○さん(店名)ですか?」
「はい」
「私明日フカヒレランチが食べたくて予約の電話を差し上げたんですが」
「ああ!
 そうじゃね、1日10食限定だからね、予約してもろうた方がね!」
 田舎。

 母の分だけフカヒレランチ予約。
 ・・・したのが、まずかったんだろうか。

 娘二人で母親にフカヒレランチ食わせに行きました。
 フカヒレランチはコースになってて、一品ずつ出てまいります。
 一品でてくる毎に
「お母さん、フカヒレ美味しい?」
「お母さん、フカヒレ嬉しい?」
 ときゃっきゃとはしゃぐ娘たち。

 いや、母がいきなりフカヒレ食いたいとか言い出したので(たぶんテレビか何かの影響だろうが)なんか面白くてな。
 さらに、なんだかやけに値段のわりにフカヒレランチが豪華だったので面白くてな。
 そしてなんだか親切な店員のおじさん。
 たぶん昨日予約電話受けたのこの人じゃろう。

 そんな娘たちの注文は700円の酢豚定食と380円の天津飯。
 妹が安い天津飯を注文したのはエビマヨも頼みたいから遠慮しての事らしい。
 
 さて食後トイレに行って席にもどると、何故かコーヒーが3人分並んでた。
 何故?
 コーヒーがついてるのは母のフカヒレランチだけなのに?
「・・・サービスだって」
 と妹も首をかしげておった。

 たぶんだけど、親切な店員のおじさんの脳内で何か親孝行ストーリーでも構築されたんじゃないかしら・・・・。
 田舎・・・・。微笑・・・・・。

 謎のコーヒーサービスも受けましたが、その前に謎のジャスミンティーサービスもあったのでお腹たぽたぽになりました。

 メニューではジャスミンティーのポットは有料だったんだけど、何故か私らが席につくと
「おかわりはお申し付け下さい」
 と席に茶がおかれたのだ。
 あれはフカヒレランチについてたんだろうか。
 だったら、一人フカヒレランチを頼めばテーブル全員ジャスミンティーがいただけるのかな?だったらお得かも。
 美味しかったのでジャスミンティーがばがばいただきました。

 その後のコーヒーサービス。

 なんか、妙にサービスよくてびびりましたよ。

 

 そんで、ジャスミンティー無しにしてもフカヒレランチはかなり豪華でお得に見えました。
 私は魚アレルギーで食べてないから味はわかんないけど。
 母が満足してたからよし。

 前菜1皿
 フカヒレの姿煮
 海鮮炒め
 フカヒレ餃子
 フカヒレと蟹のあんかけ炒飯
 シャーベット
 コーヒー

 母がフカヒレの姿煮の事を「フカヒレスープ」と呼んでいた。
 良かった、フカヒレスープ頼まずにフカヒレランチに連れてって。疲笑。
 フカヒレの姿煮は一人前だから小さめだったけど、ちゃんと形があって、この値段でこのメニューってかなり頑張ってるよなーって感じ。

 酢豚定食もかなり美味しかったからたぶんフカヒレも美味しかっただろう。
 
 できれば小龍包とかの点心も食べたかったけど、ランチだけでお腹いっぱいになっちゃうから点心頼みたかったらランチは食べない心つもりで行かないと無理みたい。
 フカヒレランチはかなり量があるように見えました。
 最後のあんかけ炒飯だけで天津飯と同じくらいの量あっただろう。
 二人で行ってシェアすれば他に点心とかも頼めていいんじゃなかろか。



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