本当にあった女の人生ドラマ増刊 本当にあった悲惨な生いたち8

ヒロインは意図的に娘を虐待していたのではなく、愛したくてもどうしても愛せない何かがあったのでしょうね・・・。
・（ヒロインの）持って産まれた、わがままで冷たい性格
・ストレスの多い環境
・娘との相性
・乳児期の育ちにくさ・・・・などが絡み合ってあのような悲劇になってしまったのだと思います。
あのヒロインは「どこにでもいるちょっと思いやりがなくてちょっとわがままな人」であり、異常者には見えませんでした。
歯車の小さな齟齬が連鎖していく様はなかんか怖かったです・・・。

これも再録なので執筆当時何を思って描いたのか記憶がおぼろです。
じっさい産んでみないといくら母親でも子供と上手くやっていけるかどうかなんてわからないんじゃないかと思ってしまいます。子供がいないのでそのあたりは想像でしか描けませんけれども。