花組ファントム観て来ました。
 ヒロインがいるのに最大の見せ場が父と子の抱擁。
 しかも宝塚だからそんな無茶な、の年齢差を感じさせない美青年と美青年の熱い抱擁。
 キャリエールといっしょに出て行くと言うエリックを拒否したキャリエールからはじまり、傷ついたエリックを両手を広げて受け止めるキャリエールで終りを迎えるこの物語は、どっからどーみても主軸は父子。
 どっからどうみてもホモ臭い上に色々突っ込みどころ満載のこの芝居をみて、アレな妄想しかできない私は保身のために(どっからの保身)感想は控えておきましょう・・・。
 初演再演再々演と回を重ねるごとにキャリエールが受度を増すのは何故かしら。(だから語るなと言うに)
 ラァントムは元気いっぱいで、充分地下から出て生きていける青年だった。
 彼が地下にとらわれていたのは、父親がそれをのぞんでいたからではないだろうか。
 いつでも外の世界へはばたいていけたのに、それが父親との細いつながりを断ち切るのが怖さに地下にいただけではないだろうか。
 もしくは、そもそもエリックは父親に自分の存在を望まれていないのを承知していて、父親のためにいつか死なねばならないと感じていたのではないのかな。そして、死ぬのならば父親に殺して欲しいと思っていたとか。エリックにとっては父親からの愛情を確認し父親に抱擁され父親に殺された一生は至福だったのかもしれない。
 父親の歪んだ愛情の物語。
 鼻の穴全開で妄想ふくらむわー。
 まあ、妄想は己の心の中の秘密の花園で楽しみます。(いや、妄想だだもれしたいけど、長文書いてる元気ないねん)

 そうそう、指揮者さんがすごい熱かった。
 あんなに存在感感じた指揮者さんて初めてだな。
 芝居が始ってしまえば指揮者さんから意識は離れるので、邪魔になるような熱さではないです。いい感じに熱い。

 前に大劇場に行ったのが2月の花組公演の紫峰茶だったから、大劇場久しぶりっす。
 ホントに腰が重くなりました。
 でもやっぱり大劇場行くと約束もしてないのに偶然ばったり友達に会うんだよな〜〜
 みんな劇場にいすぎだよ。笑。
 

コメント

nophoto
hanihani
2011年7月19日19:22

いつも紫峰茶の報告楽しみにしていますよ~

ちょっと用事で私は参加できなかったので、数日前に会ったのですが
その時に、さあやちゃんとの関係はというお手紙がふみかちゃんにも
さあやにも来ていて「私達、結構怪しまれてるよね」と
楽しんでいるということでした、ふふふ

あと次の全国ツアーが久々の日本物なので超楽しみ♪ということでした。
でも私がやるような「悪い人」出てきたっけ?と・・・

いや、ふみかさま、あなた悪い役専科じゃないから(笑)

という感じでした。あっちのほうかどうかは、質問しそこねて不明です。

庭りか
2011年7月19日22:29

さあやさんも楽しまれてるなら何よりです。
片思いしてるのに文化大臣にはその気がありませんって言うのじゃ可哀想です。
秘密の件はいかがご考察なさいますか〜〜
あっちの方って秘密の件ですよね?
やっぱり、女の子といちゃいちゃしてるのに友達だって断言できるのって、そっち系って事かと思いますよねえ。

全ツも楽しみです〜〜。悪い人出てないんでしたっけ??