面白かった。


  ☆ ネタバレするかも。
    未見の方はご注意。



 これはいいです。
 見た後いい気持ちになれる。
 作り方が上手くて、ちゃんと盛り上がる。
 ダメな父と心を閉ざした息子の親子の絆もの。

 過去にボクサーだった父。
 世の中は人間の格闘技はすたれてて、ロボットが格闘技を見せる時代。
 父はロボットの格闘技で稼ごうとするけど上手くいかない。
 息子が廃品置き場で拾ってきた古いロボットを修理する。
 古くて弱いはずのロボットなのに・・・ていう話。

 ダメな父が息子の存在によって立ち直る話っていうのは、もう、いいよいいよ〜
 いいんだよ〜〜〜

 最初ぶっさいくに見えてた息子が父に心寄せるあたりから美少年に見えました。
 表情のせいかな?

 いろいろ伏線の張り方と拾い方がうまい。
 2万ドル取りに来た男が10万ドルでああなるのが、イイナー。
 ボコボコにされてろー。
 爽快感がある。

 アトムが鏡で自分を見てるっぽい演出があった。
 アトムに自我があるわけではないんだけれども、再生させてもらえて喜んでるかのような錯覚を感じる。
 
 そうそう、アトムって名前もすごいよねー。
 日本でロボットもの作ってロボットに真面目にアトムって名前つけるのってすごい勇気いるよね。
 たぶんあのアトムから名前つけてるよね。
 ロボットに漢字書いてあったり、子供が片言で日本語しゃべってたり、アメリカのオタクってこんな感じなの?好感。
 
 中でも、父と息子の血縁関係についての伏線の張り方が上手かった。
 
 10年前つきあってた女性が無くなって息子が残ったとの連絡に
 息子?9歳か?
 と言い、いや11歳と答えられる。
 
 ここだけなら、子供の年齢も覚えてられないダメ父の描写だと思える。
 
 だが子供に向かって年齢を問い、11歳と返答され微妙な表情を見せる。
 母親とつきあっていたのが10年前で息子が11歳。
 つまり、この子は主人公の子供じゃないんだろうなと思わせる演出。
 母親の姉は主人公が父親だと思ってるし、子供は主人公の名を名乗っているけども。
 そうすると、主人公が自分の子だと思ったいた子供はどうなったの?
 亡くなったのか生まれなかったのか?
 そもそも存在しなかったのか?
 主人公とつきあってた時に子供はもう生まれてたの?
 ていうか、いつ母親とつきあってたんだ、ヒロインと二股かけてた時期があったの???
 ていう疑問も湧くのだが。

 ずっと主人公をチャーリーと呼んでた息子がダッドダッド叫び始めた時には泣けたわ。
 この二人は親子だよう。
 号泣。

 どう片をつけるのかな?と思ってたので、最後にはなんだかうなづけた。
 納得のラスト。
 
 面白かったヨ〜〜〜

 源氏物語観たあと、ちょうど続けて観られたので観たんだけど、良かった〜
 是非おすすめレベルじゃないけど、今日なんか映画みようかな、どれにしようかなって時にはこれでいいと思う。

コメント

nophoto
Cordelia
2012年12月21日9:11

Geez, that’s unbelivebale. Kudos and such.

nophoto
Chelsi
2012年12月21日9:11

Shoot, so that’s that one spuopses.