愛と誠

2012年6月20日 映画
 映画観て来た。
 面白かった・・・けど・・・。

 この映画は原作の漫画を好きな人が作った映画ではないのでは?と言う気がしないでもない。
 最後に原作を読んだのがいつだかはっきり覚えていないし、帰宅して読み返そうとしたらどこに埋まっているのかみつけられない程度にしか原作読んでいないんですが・・・。

 原作はもっと重くて暗くて、どうしようもない絶望の中でヒロインが必死にあがいていたように思うんですが。
 思い込みが激しくて誠の言う事なんか聞いちゃいなかったような気もしますが。

 こんな・・・
 こんな、しょっぱなから笑えて仕方ない話では決してなかったようなうろ覚え。
 原作もヒロインの独り相撲だったような気はするけど、映画は独り相撲どころか主人公の邪魔しまくってる迷惑女だものなあ。

 面白かったのは確かです。
 映画を作った人は面白い映画が作りたかったんだろうなと思うし、それは成功してると思います。

 けどけどけどけど、私の知ってる愛と誠とあまりにチガウ・・・・。

 ラストについても、原作もあんな流れといえば流れなんだけど、原作は海辺だったし、愛と誠がわかりあえたというか、愛の愛情が通じたような、そんな読後感だったように覚えているんだけども。
 
 面白かったです。
 それは間違いないんですが。

 脳内に残ってる原作イメージとの差がありすぎてとまどいが垂れながれる。
 

 ☆

 スノーホワイトも観て来ました。
 予告みて期待した通りに、シリアスに展開される白雪姫のお話しを楽しみました。
 欲を言えば継母の過去とか現在に至った心情とかはもっと細かく描写して欲しかった。白雪姫の美貌のせいで魔力が衰えるが、救われもするとか言うてたけど、救われるって設定は流されちゃってたし。
 でもこっち細かく描写しちゃうと主人公が継母になってしまうから、これくらいのさじ加減がいい塩梅だったのかな。

 びっくりしたけどそれもアリかと思ったのは、王子様の存在はしょってた事かしら。

 王子様の出て来ない、継母と戦う白雪姫。
 ばっちりです。
 かっこよかったです。

 こういう映画観るとお姫様ものの漫画描きたくなるんだよな〜〜
 

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