お疲れのわけ

2012年12月27日 日常
 ただいま寝ても寝ても眠い疲労が去らずに途方に暮れてる初老です。

 今年の私がダメなのには理由があります。

 1〜2月頃でしょうか。
「なんだか今回ネーム(作画)手こずったなあ。
 思ったより日にち食ったなあ。」
 って事が続きました。
 1〜2回だけならその場のみの現象だと思えますが、何度も重なったところでようやく自覚したのです。
「私描くの遅くなってる。」
 ネームと作画、それぞれ一作に付き1〜2日くらいでしょうか。
 制作日数が思ってたより長くかかるようになりました。

 さて、漫画の仕事と言うのは複数の会社でお仕事いただいてるとかなり早くから予定が決まっているものです。
 今年の仕事なんて去年の内に決まってるものです。
 1〜2月頃に描くの遅くなったと思っても、年内の仕事の予定はもう決まってしまった後なんでした。
 青ざめました。
 一作に付き2〜3日制作日程がのびてしまったら、一年は365日しかないわけで、月刊連載に読み切りやってて、ええと、ええと、ええっっとおおお???
 青ざめました。
 青ざめました。
 黒ずみました。
 
 ほいでもまあ、中小自営業です。
 いったん受けた仕事を
「仕事の手が遅くなったから」
 って理由じゃ断れませんよね。

 なので今年はとにかく仕事以外の予定はほとんど入れず、ひたすら仕事してました。
 それでももう夏頃にはきつかった・・・・・。
 なにせ、休みってもんがとれませんで。
 ずーーーーーっっと、描いて描いて描いて描いて、どうにか12月中旬に受注した仕事全てを終わらせた時にはもう泥になったようなボロ雑巾になったような気さえしましたよ。
 11月に入るはずの読み切りが編集さんの方から12月にずらしていいかと問われた時には泣いて喜びました。
 あれが無かったらもう11月でどうにもならなくなってたかもしれん。

 2011年と同じくらいの量しか仕事はこなしてないんですが、2011年に比べて時間で言うと3割くらい多めに机にかじりついてた気がします。
 仕事の量は変わらない。
 量が変わらないから収入も変わらないのに・・・・。
 仕事の時間は延びている悲しみ。
 まあ、漫画は1枚いくらの出来高制ですからねえ。
(世の中には印税と言うものもありますが、単行本の出ない漫画家には関係ないことでございます)

 いやあ、それでも、どうにかなって良かったです。
 
 そんで仕事はどうにかなったんですが、もう身体が疲れ切ってしまってただいまどないもなりません。

 マッサージに行ったりぐっすり眠ったりして、ちょっと回復すると遊びに出ちゃうのがよくないのだとは思うんですが。
 寝ても寝ても眠くて疲労が取れる日が来るとは思えない疲れっぷりでございます。
 
 どうにか仕事がもらえる内は漫画で食べて行きたいので漫画仕事にしがみついて行きたいんだが、仕事量は減らさないとやってけそうにないな〜〜。
 
 年内に休んで疲れもとって、たまった雑用も片付けてとか思ってたんだけども、年寄りが疲れ切るところまで疲れちゃったら、回復もなかなかですわ〜〜
 年寄りはがっつり仕事しまくったらいけんわ〜〜
 休みながらせんといけんわ〜〜〜

 若い頃なら疲れ切っても一日二日爆眠すれば回復出来てたんですけどねえ。
 いやあ、本当に疲れがとれなくてただいま途方に暮れ中です。
 
 

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