染み付いた恐怖

2013年3月5日 日常
 うちの風呂の引き戸は滑りが悪く、力いっぱい引かないとしまりません。
 一ヶ月ほど前なんですが、そこで右手薬指を挟んでしまいました。
 力一杯引いた引き戸で挟んだものだから、痛いのなんの。
 痛いと同時に全身の血管が収縮した気がします。
 人間て腕や足切り落とされるとショック死する場合があるそうだが、指の先っちょ挟んだだけで全身の血管が収縮して血の流れが止まる気がするようならば、それで死ぬ人もいるだろうなと思いました。
 今も右手薬指の爪はその時の内出血の名残で黒いです。

 さて。

 あれからもう一ヶ月もたってて薬指は痛くありません。

 なのにねえ、まだねえ、風呂の戸に手をかける度に全身に緊張が走って血管縮んで血行止まるような感じするんですわ。

 もう脳みその方では一ヶ月も前の事故の事なんざ忘れてるつもりでいるんですが、なかなか恐怖心と言うのはとれないもんなんですなあ。

 しかしこの真っ黒になっちゃった爪ってどれくらいで元にもどるんだろうか。
 

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