映画観て来ました。
「おだやかな日常」
http://www.odayakafilm.com/
主演女優さんが舞台挨拶に福山までいらっしゃるとの事で、それだけで映画の内容も知らずに映画館に行きました。
だって生女優観たいじゃん。(鼻の穴全開)
わー。
こ、これは・・・観るんじゃなかったかも。
出来不出来で言うなら、上演中ずっと緊迫感が張りつめられていて出来の良い映画だったと思います。
でもすげえ重かった。
観ててしんどい映画でした。
震災直後の東京。
放射能を恐れて精神の均衡を崩す二人の主婦の話。
観ててとてもしんどい。
ヒロインの一人は幼稚園児の子持ち。
園で放射能を測定して欲しいとか、外遊びさせないで欲しいとか言うんだけど、彼女の子供が通う園では放射能を危険と考えているのが彼女一人のよう。
他の保護者とのやりとりが、多勢に無勢で理屈じゃなくて感情でなされるので観ていて大変しんどいです。
理屈が無くて感情論の喧嘩を近くで見聞してしまうとストレスじゃないですか、そんな感じ。
さて「放射能なんて平気よ大丈夫。心配してる人間がいると不安をあおられて迷惑」と発言する主婦が三人出てきますが、この三人が大変上手いです。
役者さんの演技も上手いけど、作中の存在がとても上手い。
一人は放射能が怖いけど、そんな事言って人間関係崩すのが怖くて風邪だと嘘吐いてマスクする主婦。
一人は全く何も考えずに多勢についてるらしい主婦。
一人は夫が電力関係の会社に勤めていると言われてる主婦。
ママ友仲間では発言力が大きいみたいで、この人に気を使って放射能の話が出来ない雰囲気がある。
この主婦が大丈夫大丈夫ってわめいて、不安を口にするヒロインをなじるんだけど、でも大丈夫と言いながら放射能を恐れてるのが読み取れる芝居をなさってる。
この、言動と行動の不一致さがすごく上手い。
本当は放射能が怖くて、でも色々あって、それを押し隠してるのが彼女なりの精神の均衡の保ち方で、彼女の心も不安で壊れそうな一歩手前にいるんだろうなと思える。
主人公を睨むように見つめる表情が深くて、上手い。
これは役者さんが上手いんだろうなあ。
この三人の主婦の(突出して三番目に記述の)存在がこの映画の世界観の厚みを作ってる気がする。
映画観てる最初は福島の話かと思ったけど、どうやら東京の話のよう。
何故か日本映画なのに英語字幕がついてる映画。
日本語の台詞では「関東」と地域をぼかして会話されてますが、英語字幕ではTokyoと表記されていました。
英語字幕付きのフィルムが日本国内で上映されるのは何故だろう。
そもそも海外での上映をメインにすえた作りの映画なんだろうか。
そんな感じの映画ですが、ヒロインが二人とも精神の均衡を崩すまでが描かれていますので、大変観ていて辛いです。
ちゃんと心を建て直しておだやかな日常に戻る所まで描いてますけど。
それにしてもしんどかった、辛かった。
二人の女性の心がどんどん追いつめられて行く過程が微細に描かれている映画ですので、そらもう、しんどいしんどいしんどいったらしんどくて。
気軽に仕事の合間の気分転換に
「生女優〜〜〜」
とお出かけしてかなり疲労して帰りましてございます。
舞台挨拶にいらしたのは杉野希妃さん。
主演女優なんだけどプロデューサーも兼ねてらっしゃるそう。
主演がプロデューサーも兼ねてるのは日本では少ないけど、アジアやヨーロッパではよくある例なんだそうです。
舞台挨拶でたくさんトークして下さったんですが、女優の立場ではなく映画を作る立場としてお話されたのがとても興味深くて面白かったので、今日は行って良かったです。
・・・精神疲労する映画だったけど・・・。
そして生女優は綺麗じゃった・・・・。
映画では子持ちの平凡な主婦って設定なせいか、美人びじんしてないんだけども、生の女優さんは美人じゃったよ・・・。
美人はええのう。
観ただけで幸せな気持になるわ。
映画しんどかったけど。(しつこいな)
「おだやかな日常」
http://www.odayakafilm.com/
主演女優さんが舞台挨拶に福山までいらっしゃるとの事で、それだけで映画の内容も知らずに映画館に行きました。
だって生女優観たいじゃん。(鼻の穴全開)
わー。
こ、これは・・・観るんじゃなかったかも。
出来不出来で言うなら、上演中ずっと緊迫感が張りつめられていて出来の良い映画だったと思います。
でもすげえ重かった。
観ててしんどい映画でした。
震災直後の東京。
放射能を恐れて精神の均衡を崩す二人の主婦の話。
観ててとてもしんどい。
ヒロインの一人は幼稚園児の子持ち。
園で放射能を測定して欲しいとか、外遊びさせないで欲しいとか言うんだけど、彼女の子供が通う園では放射能を危険と考えているのが彼女一人のよう。
他の保護者とのやりとりが、多勢に無勢で理屈じゃなくて感情でなされるので観ていて大変しんどいです。
理屈が無くて感情論の喧嘩を近くで見聞してしまうとストレスじゃないですか、そんな感じ。
さて「放射能なんて平気よ大丈夫。心配してる人間がいると不安をあおられて迷惑」と発言する主婦が三人出てきますが、この三人が大変上手いです。
役者さんの演技も上手いけど、作中の存在がとても上手い。
一人は放射能が怖いけど、そんな事言って人間関係崩すのが怖くて風邪だと嘘吐いてマスクする主婦。
一人は全く何も考えずに多勢についてるらしい主婦。
一人は夫が電力関係の会社に勤めていると言われてる主婦。
ママ友仲間では発言力が大きいみたいで、この人に気を使って放射能の話が出来ない雰囲気がある。
この主婦が大丈夫大丈夫ってわめいて、不安を口にするヒロインをなじるんだけど、でも大丈夫と言いながら放射能を恐れてるのが読み取れる芝居をなさってる。
この、言動と行動の不一致さがすごく上手い。
本当は放射能が怖くて、でも色々あって、それを押し隠してるのが彼女なりの精神の均衡の保ち方で、彼女の心も不安で壊れそうな一歩手前にいるんだろうなと思える。
主人公を睨むように見つめる表情が深くて、上手い。
これは役者さんが上手いんだろうなあ。
この三人の主婦の(突出して三番目に記述の)存在がこの映画の世界観の厚みを作ってる気がする。
映画観てる最初は福島の話かと思ったけど、どうやら東京の話のよう。
何故か日本映画なのに英語字幕がついてる映画。
日本語の台詞では「関東」と地域をぼかして会話されてますが、英語字幕ではTokyoと表記されていました。
英語字幕付きのフィルムが日本国内で上映されるのは何故だろう。
そもそも海外での上映をメインにすえた作りの映画なんだろうか。
そんな感じの映画ですが、ヒロインが二人とも精神の均衡を崩すまでが描かれていますので、大変観ていて辛いです。
ちゃんと心を建て直しておだやかな日常に戻る所まで描いてますけど。
それにしてもしんどかった、辛かった。
二人の女性の心がどんどん追いつめられて行く過程が微細に描かれている映画ですので、そらもう、しんどいしんどいしんどいったらしんどくて。
気軽に仕事の合間の気分転換に
「生女優〜〜〜」
とお出かけしてかなり疲労して帰りましてございます。
舞台挨拶にいらしたのは杉野希妃さん。
主演女優なんだけどプロデューサーも兼ねてらっしゃるそう。
主演がプロデューサーも兼ねてるのは日本では少ないけど、アジアやヨーロッパではよくある例なんだそうです。
舞台挨拶でたくさんトークして下さったんですが、女優の立場ではなく映画を作る立場としてお話されたのがとても興味深くて面白かったので、今日は行って良かったです。
・・・精神疲労する映画だったけど・・・。
そして生女優は綺麗じゃった・・・・。
映画では子持ちの平凡な主婦って設定なせいか、美人びじんしてないんだけども、生の女優さんは美人じゃったよ・・・。
美人はええのう。
観ただけで幸せな気持になるわ。
映画しんどかったけど。(しつこいな)
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