ショパン! 観て来ました
2013年9月28日 演劇
嘉月絵理さん目当てに
リーディングドラマコンサート
「ショパン!」
〜答えはいつもピアノ〜
ショパンをめぐる9人の女
を観に行きました。
観にって言うか、聞きに?
リーディングドラマコンサートと言うジャンルの舞台を観に行くのが初めてなんですが、朗読劇かと思ってたら違うんですね。
主役はショパンのピアノ演奏曲。
二人の女優さんが9人の女性を台詞で演じて、ショパンの応答するべき所は台詞ではなくてショパンの曲がピアノ演奏されると言う趣向。
女達がショパンに話をふると、ショパンの曲で返答されてくるの。
台詞の中で何度もショパンに対していらだつように女達が
「答えはいつもピアノ」
って言うんだけど、まさしくその通りショパンからの返答はいつもピアノなのです。
それでもちゃんと会話っていうか、ショパンが女達の問いに応える形にはなっているの。
ショパンにはあらゆる曲があるから可能なので、他の作曲家だとこの形式は難しいんじゃないかって終演後のトークでピアノ奏者の福田直樹さんがおっしゃってました。
若い頃別れた女性の台詞の後に流れるのが「別れの曲」だったりするんですよ。
でも作中で演奏する曲は福田さんの選曲らしいから、その時その時の演奏者の好みや解釈で曲目は変わるのかも。
音楽だけで、話の中でショパンの語るべきことがらが語られていく。
難しいとか以前に、台詞でなく、詩のついた曲でなく、ただの音楽で返答して話を進めるなんて話の進め方があるなんて思いもよらなかったですよ。
こんな形の芝居っていうか、舞台?ピアノコンサート??あるんですねえ。
これは良かったです。
初演が18年前だから、ピアノが好きな方なら周知の作品なんでしょうか。
私はたぶん、絵理さんが出てなきゃ行って無いわ。
でもいいわ。
主役はショパンと言うか、ピアノのために書かれた脚本なんだろうなと思うんですが、女優二人のファンでも充分満足できる語りっぷりです。
私の好きな絵理さんが演じたのはショパンより6つ年上で子持ちで小説家で男装の麗人のジョルジュサンド。
この役がメインだから元男役の絵理さんに回ってきたお仕事なのかな?
年下の王子様みたいなショパンに一目惚れしてから、ずっとかいがいしく世話してる包容力のある女っぷりがかっこよくて素敵だったの〜〜
死ぬ直前のショパンに尽くしてたけど全くショパンから愛されてなかったらしい悲痛な女性の役とか、ショパンの母とか初恋の女性とかの役もやってらしたけど、ジョルジュサンドが一番かっこ良くて素敵だったにゃ〜〜
黒い衣装に大きなサンストーンみたいなペンダントトップのネックレス。
紙は後ろにまとめて結い上げてて毅然としたジョルルサンドのイメージにあわせた感じのお姿でした。
もうお一人の女優さんは武藤令子さん。
ドラマや映画のお仕事がメインの女優さんで、こちらの方は14歳でなくなったショパンの妹や、別れた婚約者で当時16歳くらいの婚約者の役がメインだったようで白いドレスに髪は下ろして頭には大きな紺色の花飾りでらっしゃいました。
可愛い役が多くてらしたけど、リストに捨てられたリストの恋人とか、ショパンの姉ルドヴィカとかのちょっと女の人生の辛酸舐めてます系の役をやってらっしゃる時の方が深みがあって素敵だったな。
ショパンに尽くしたけど愛されなかったオールドミスの絵理さんと武藤さんのルドヴィカのやりとりがクライマックスなんだけど、ここはなかなか見所でございました。
私は絵理さんファンで行って楽しかったけど、これはピアノファンの人の方がより深く味わえそうな演目だったんじゃないかな。
芝居と言うか演奏が終った後には出演者達のトークがありました。
福田さんのピアノの解説が興味深かったから、もうちょっとトークしてくれたら嬉しかったな。
良かったよ〜〜〜
リーディングドラマコンサート
「ショパン!」
〜答えはいつもピアノ〜
ショパンをめぐる9人の女
を観に行きました。
観にって言うか、聞きに?
リーディングドラマコンサートと言うジャンルの舞台を観に行くのが初めてなんですが、朗読劇かと思ってたら違うんですね。
主役はショパンのピアノ演奏曲。
二人の女優さんが9人の女性を台詞で演じて、ショパンの応答するべき所は台詞ではなくてショパンの曲がピアノ演奏されると言う趣向。
女達がショパンに話をふると、ショパンの曲で返答されてくるの。
台詞の中で何度もショパンに対していらだつように女達が
「答えはいつもピアノ」
って言うんだけど、まさしくその通りショパンからの返答はいつもピアノなのです。
それでもちゃんと会話っていうか、ショパンが女達の問いに応える形にはなっているの。
ショパンにはあらゆる曲があるから可能なので、他の作曲家だとこの形式は難しいんじゃないかって終演後のトークでピアノ奏者の福田直樹さんがおっしゃってました。
若い頃別れた女性の台詞の後に流れるのが「別れの曲」だったりするんですよ。
でも作中で演奏する曲は福田さんの選曲らしいから、その時その時の演奏者の好みや解釈で曲目は変わるのかも。
音楽だけで、話の中でショパンの語るべきことがらが語られていく。
難しいとか以前に、台詞でなく、詩のついた曲でなく、ただの音楽で返答して話を進めるなんて話の進め方があるなんて思いもよらなかったですよ。
こんな形の芝居っていうか、舞台?ピアノコンサート??あるんですねえ。
これは良かったです。
初演が18年前だから、ピアノが好きな方なら周知の作品なんでしょうか。
私はたぶん、絵理さんが出てなきゃ行って無いわ。
でもいいわ。
主役はショパンと言うか、ピアノのために書かれた脚本なんだろうなと思うんですが、女優二人のファンでも充分満足できる語りっぷりです。
私の好きな絵理さんが演じたのはショパンより6つ年上で子持ちで小説家で男装の麗人のジョルジュサンド。
この役がメインだから元男役の絵理さんに回ってきたお仕事なのかな?
年下の王子様みたいなショパンに一目惚れしてから、ずっとかいがいしく世話してる包容力のある女っぷりがかっこよくて素敵だったの〜〜
死ぬ直前のショパンに尽くしてたけど全くショパンから愛されてなかったらしい悲痛な女性の役とか、ショパンの母とか初恋の女性とかの役もやってらしたけど、ジョルジュサンドが一番かっこ良くて素敵だったにゃ〜〜
黒い衣装に大きなサンストーンみたいなペンダントトップのネックレス。
紙は後ろにまとめて結い上げてて毅然としたジョルルサンドのイメージにあわせた感じのお姿でした。
もうお一人の女優さんは武藤令子さん。
ドラマや映画のお仕事がメインの女優さんで、こちらの方は14歳でなくなったショパンの妹や、別れた婚約者で当時16歳くらいの婚約者の役がメインだったようで白いドレスに髪は下ろして頭には大きな紺色の花飾りでらっしゃいました。
可愛い役が多くてらしたけど、リストに捨てられたリストの恋人とか、ショパンの姉ルドヴィカとかのちょっと女の人生の辛酸舐めてます系の役をやってらっしゃる時の方が深みがあって素敵だったな。
ショパンに尽くしたけど愛されなかったオールドミスの絵理さんと武藤さんのルドヴィカのやりとりがクライマックスなんだけど、ここはなかなか見所でございました。
私は絵理さんファンで行って楽しかったけど、これはピアノファンの人の方がより深く味わえそうな演目だったんじゃないかな。
芝居と言うか演奏が終った後には出演者達のトークがありました。
福田さんのピアノの解説が興味深かったから、もうちょっとトークしてくれたら嬉しかったな。
良かったよ〜〜〜
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