タイム・フライズ

2014年12月21日 演劇
 ミュージカル座さんのタイム・フライズを観劇して来ました。
 目当ては剣持役の嘉月絵理さん。
 ちゅんごく、良かったヨ〜〜〜〜〜

 平成の将来が見定まらない大学生男子二人が、全共闘真っ盛りの昭和43年にタイムスリップする話。

 幕開きから昭和の学生運動の、学生と警察のバトルでテンション高く始ります。
 そんで、その時の抗争で学生運動リーダーの神崎が死ぬ所から物語開始。
 なんやかんやあって、クライマックスは幕開きの時と同じ抗争です。
 観客はもうしょっぱなから、神崎は死ぬと知っています。
 この抗争の最中に主人公二人も彼らのいた歴史の記録では、神崎が学生運動の中で死ぬと知ります。
 幕開きよりもちょっと派手と言うか描写が盛られて来たクライマックスの抗争。
 盛り上がる歌、盛り上がるアクション。
 はらはらどきどき。
 盛り上がる盛り上がる、盛り上がりながらも
「そんで神崎大丈夫なの!?」
 的な引っ張り方もしーので、すごい盛り上がるクライマックス。
 こんだけクライマックスが盛り上がったら、もうそれだけで見てる値打ちあるよ!
 で、盛り上がって盛り上がったクライマックスの後には、しんみりと学生達の心情も歌い上げられるし。
 いかにもミュージカルって感じのこの盛り上がるクライマックスは本当に見てて気持いいです。
 イイヨイイヨ、いいんだヨ〜〜〜〜

 リーダーの神崎は学生運動の象徴みたいな描かれ方で、悩んでないし、誰とも絡まないし「絶対的なリーダー」として描かれていて人間らしさが全く見えないんだけど、でもなんかかっこいいんだよ〜〜〜
 
 主人公二人は幼馴染みのイケメンで、いいんだよ〜〜
 優等生君とドジッ子君の二人組。
 物語を通して大きく人生を変えた優等生君が主人公で、ドジッ子君は進行役ってキャラクターの位置づけかと思うけど、ダブル主演って作り。
 上手いしかっこいい。
 かわいい。

 白華れみちゃんがヒロインでした。
 宝塚ファンとしては嬉し〜〜
 ヒロインとしては出番少なめなんだけど、ラストが納得出来るだけの存在感はすごいよね。
 流石宝塚でヒロイン女優だっただけはあるわ〜〜
 薄幸のヒロインきゅんと来たよ〜

 オタク的には石原慎一さんがご出演なのときめくよね。笑。
 学生運動の最中に、特撮かアニメの主題歌みたいな歌がございました。
 あれは石原さんのファン向けサービスシーンだったのかしら。
 
 そんで目当ての嘉月さんの剣持は、女性運動をやってました。
 全共闘の学生達の、女子のリーダーって立ち位置かな。
 女子大生だけど、短髪にズボンで、一見男装風。
 言葉遣いは女性だし、言ってる事も柔らかいと言うか理性的なんだけど、声は低いし闘争になったら足幅開いて腰を落としてて・・・・男らしすぎる・・・・。笑・・・・。
 警察と衝突の場面は男性に見えるるるるるる・・・。
 嘉月さんばっかり見てたから、他の学生の行動と比べてどうなのかわかんないんだけど。
 剣持は常に周囲の女子大生の顔をのぞきこみ、目をみつめて、手をにぎり、ボディタッチに余念がありません。
 タラシじゃー
 女ッタラシがここにおる−−−−
 いや、普通に全共闘で、学友と励まし合ってるだけなんだけどさ。
 ・・・チャラ男がナンパしまくってるような絵面に・・・・・。
 ていうか、女子大生だけど、動きが男らしすぎて絵理様・・・!

 男らしい絵理様を拝見出来たので、大変満足な観劇でございました。
 ぐふふふふふふふふふふふふふ。



 ☆


 上京中にティムバートン展に行ったり、漫画家さん達とランチやお茶したり、歌川たいじさん(ファンなのー)にお会いしたくてタックスノットさんに行ったりちょろちょろして来たので日記書きたいけど、書けるかなー。
 ちょっと東京行っただけで、引きこもりのおばはんはよろよろになっているでござる。
 三日外食が続いたせいか足がパンパンにむくんでるヨ〜〜
 肩と背中がバキバキだよ〜〜〜
 
 関西行の高速バスより新幹線の方が絶対居心地いいのに、高速バスで関西行くより新幹線で東京行く方が疲れきる不思議。

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