田舎に置いて、独身女は信用が無いと思う。
 信用が無いと言うか、舐められまくります。
 私の事です。
 着てるものも妹のお古が多いし、化粧もしないし、在宅の時なんか髪の毛ゴムでしばって首タオルだし。
 まあ、なめてかかられるのは外見も一役買っているでしょう。

 でも、その方が私は生きやすいのでそれでいいです。
 親切な人は貧乏臭いおばはん相手でも笑顔だし、むしろ心配して気にかけてくれるもの。

 さてさて、なめまくられな私ですが、先月から今月にかけて、実家絡みでちょっとあって、初対面の年輩男性と交渉事がありました。

 うん、み・ご・と・に。
 なめられたわー。
 うっわ〜〜ってくらい、なめられたわー。
 
 まあ、なめてかかって来られても、こちらの要望が通るならそれでいいのですが。
 途中、その交渉に置いて当然の事を要求したら、かなりな上から目線で
「そんなん言うならこの話無かった事になるかもしれんよ。
 ええん?」
 などと語気強く言われたりもしましたが、へらへら笑ってよろしくーで押すわたくし。

 さてさてさてさて。

 その交渉で、先方が
「全部手続きもしてあげる。
 司法書士もこっちで良い人知ってるから。
 司法書士ってわかる?
 代書屋さんって聞いた事ある?」
 と言われたので
「昔からお世話になってる司法書士の先生に手続きは全てお願いするつもりです」
 って申しまして。
 あ、そういう人いるの?
 てな感じだったんですが。

 先方がこちらのお願いしてる司法書士さんに会いに行ってから、なんかこう・・・
 わかりやすく態度が変わった。
 司法書士さんが私の事何かかなり良く言ってくれたのかなあって感じ。

 司法書士さんには困った時にしかお世話になってないんだけど、親しいわけでもなんでもないんだけども。
 私が助けてもらってるばかりの関係なんだけども。

 地元に一人、お世話になってるだけの司法書士さんがいるだけで、虎の威って借りれるもんなのねえと思ったよ。


 親しいわけではない。
 ただ私が困ってた時に助けてもらっただけ。
 だけどこの先も困った時には頼れる人。
 こういうのも、人脈って言っていいんだろうか。
 人脈と言うにはつきあいがすごく薄いんだけど、地元に頼れる司法書士さんがいるのは、本当に心強いな。

 もし司法書士さんや税理士さんにお世話になる機会があったら、名刺は大事に大事に大事にするといいと思う・・・。

 いや、まさか私も最初にお世話になった時には、こんな数年置きにちょいちょいちょいちょいお世話になるとは思って無かったんだけども。

 ちょっとしたご縁でも、頼れる人とのご縁はがっつりしっかり離さないのをおすすめしたいです。

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