シネマの天使

2015年11月3日 映画
http://cinemaangel.jp/

 映画観て来た。
 去年閉館した福山の映画館大黒座を舞台にした映画。
 私がちびっ子の頃から通ってて、今はもう無い映画館。
 他にもちびっ子の頃から通ってた映画館はいくつかあったけど、だんだんになくなって、最後の二つになった内の一つ。
 
 今はもう大黒座の建物は壊されて、別の建物が建っている。

 他の映画館の跡地は飲食店になってたり駐車場になってたり、グリーン劇場のあったあたりは映画行く以外で行かなかったから今どうなってるかも知らない。
 無くなってしまって、無くなったまま。

 大黒座もそうなんだけど、今はもうないのにスクリーンの中に残ってるのがなつかしい。
 ほんの一年ちょっと前まであった素敵な場所が、今は現実には無くなって、映画を観た場所を映画館の映画の中でみてきたよ。




 物語は群像劇?
 かな。
 無くなって行く映画館に寄せた色んな人の想いがつづられるドラマ。
 大きなドンデン返しはない・・・かと思ってたんだけど・・・・・・・
 さすがに、広島県先行上映で全国でまだ上映してないのにネタバレは語れぬ・・・・。
 ネタバレが語れないと腐女子語りもできぬ・・・・・。
 映画の中で支配人のおじいちゃんとか先代とかでて来ないんだけど、おじいちゃんと先代って同一人物なのかな?
 この人と、謎の老人が、ががががががが。



 
誌名
冴えた女の仕返し術 ワンコインレディコミ
発行元
ぶんか社様
タイトル
聖者の横顔 42ページ
オトモダチ御免 43ページ
再録

5月に発行された1冊税込み500円の企画本。
続いて出たようで、また掲載していただけました。
今号は読み切り2本立て掲載していただいてます。
よろしくお願いします。

扁桃腺炎

2015年10月29日 日常
火曜起床時咽がいたく、風邪の時の身体の痛みを感じたので食事以外ずっと布団にいる。
パブロンを飲んだせいか風邪のせいか、ずっと布団にいてずっと眠っていられた。

水曜日、間違い電話で起こされるも咽が痛くて小さな声しか出なくて「お間違いですよ」を聞き取ってもらえず、起き抜けの痛い咽で「お間違いです、違います」を数回繰り返しただけで涙が出るほど辛く「これは病院行くべき」と思い至る。
耳鼻科で扁桃腺炎と診断され抗生物質を処方される。

抗生物質はらしょー!
抗生物質万歳!
抗生物質に祝福を!
な木曜日の今日の私の幸せな事よ。

次は咽が痛いと思ったらその日のうちに耳鼻科に行きます。

ヨウレンキンがあるかどうかの検査ってのをされて、無かったので扁桃腺炎って事で抗生物質が出た。
ヨウレンキンがあったら10日は薬飲まなきゃいけんよと言われたのだが、薬飲まなきゃ以前に人にうつる病気だったら私花組千秋楽行けなかったかもしれんじゃんと現在震えるよ。
でもどちらにしても、やっぱり早めに病院行くべき。

今でもこのブログに辿り着く検索単語はガングリオンと血豆口内炎なので、自分へのメモと同時に他人様のお役にたてるかもと思ってメモメモ。
抗生物質は5日分処方されて、これで治らなかったら点滴だそうだけど、昨日今日飲んだだけでもうかなり元気だし、しゃべりたくはないけど普通に声も出るので治るじゃろ。

うちに開封したパブロンがあったので、たぶん去年か一昨年に私が飲んだ残りだと思うんだけど・・・。
私去年一昨年に風邪引いたんだっけ・・・?
覚えがないでござる。
やはり何もかも、ブログにメモしておくのが吉でござるな。

誌名
本当にすごい女の波瀾万丈人生 vol.7
発行元
宙出版様
タイトル
母日和 嫁編 36+1ページ
描き下し

同出版社ご近所の悪いうわさ9月号に掲載いただきました「母日和」の続編です。
同誌休刊にともない、執筆中だった本作をこちらに掲載していただきました。



誌名
恐怖の快楽 2015年 12月号
発行元
ぶんか社様
タイトル
聖母騎士 マドンナナイト 24ページ
再録

 先月号掲載 制服聖母 の続編です。
 いや、でも、制服聖母32枚と聖母騎士24枚はどっちも読み切りで代原(誰かが原稿落とした時に替わりに使ってもらえるように、新人漫画家が原稿料もらえるかどうかもわかんないのに仕上げて編集部に送りつけとく原稿。4、8、12、16、24枚とかで枚数違えて編集部に送りつけておくと、誰が何枚落とした時にも掲載枠にいれてもらいやすい)(と思って代原のつもりで送っといたのに、哀れに思った担当さんが増刊号に二作とも載せてくれた)なので、どっちがどっちの続編でもないかなあ。
 再録のために一度読み返したはずなんだけど、あまりの恥ずかしさに内容をよく覚えていません。
 そしてあまりに恥ずかしいので読み返したくありません。
 ごめん、そんな原稿だけど、再録原稿料が欲しかったら編集部に送っちゃう気持ちわかってもらえると嬉しい。
 
 大昔に描いてた少女向けホラー誌の再録はこれで終りです。
 他にも再録されてない漫画もあるんですが、当時は問題無かった血まみれスプラッタが現在はあまりおよろしくない感じなので、もう再録されないんじゃないかなあ?
 数ヶ月にわたり、古い漫画で恥ずかしさに悶絶祭りしてましたが、誰も何も言わないでいてくれてありがとう・・・・・・・・。

やっぱ無理

2015年10月25日 日常
 こないだ宝塚行った時の事なんですが、最近ちょっとお話するようになった娘さん達がいて、いい感じに仲良くなれそうとか思って、油断ぶっこいて正直に申告してしまいました。
「○○の役やってる人とか、ショーで○○で○○な人とか、たぶんスターさんなんだろうなって思うんだけど、私わかんないんですよねー」
 顔色変えて必死な感じに
「○○の役は○○ちゃんで、○○してるのは○○○ですよっっっ
 庭さん!?」
わあ、おばちゃん美人な若い娘ちゃんにこんなに顔寄せられてちょっと嬉しい気持ー。
 とか思って反省の色のないわたくし。

 ええ、本当です・・・。
 本当に、わかりません・・・。
 スターさんのお名前は耳にするので覚えられるんだけど、お顔がねえ・・・。
 なんででしょうねえ・・・・。



 覚えられないのよねえ・・・・。



 ちょっと前に見てたドラマで人の顔が認識出来ない障害だか病気だかがあるらしいと知ったのですが、私は丸きりわからないわけでもないんですよ。
 舞台の上の生徒さんの見分けはつかないけど、何回か顔をあわせて会話した人なら顔は覚えられるんですよ。
 ただその場合は、お名前が覚えられないんですよ・・・・・。


 自分がこんななので、私はわりと、相手が私の事を覚えて無くても平気です。
 むしろいつも行く書店で領収書を頼むと名乗らなくても名前を書いてくれるのが不思議だし、文房具屋に注文しといた品を取りに行くと名乗る前に私の注文した物を取り出すのが不思議。
 でも平気じゃない人の方がこの世に多い事も知ってます。

 宝塚で、誰かに「○○ちゃんって好き?」って聞かれて
「すいません、覚えてません」って言うのは・・・地雷以外の何物でもないのだが、知ったかぶってもすぐにわかってないのはバレるので正直に返答するしかないわけで。
 私にとって気心しれない宝塚ファンの方との会話は薄氷を踏む気構えが必要でございます。
 まあ、どうしたって踏み破るんだけど。
 薄氷。
 どぼん。


 私には新しい宝塚友達は作れそうにないでござる。
 しょんぼり。
 昔からの宝塚友達がいっぱいいて、20年近く私に辛抱強く
「○○の役は○○ちゃん、前に貴女が観た舞台で目立ってた役は」
 と解説し続けてくれてる人ばかりなので、もうこの先一生今いる友達を離さないようにしよう。
 



 ちなみにTVドラマ見るの好きなんですけど、ドラマに出て来る役者さんも半分以上わかってない。
 イケメン俳優とか見分けつかない。
 ディーライフでアメリカドラマ観まくってるけど、カタカナの名前が日本語の名前以上に覚えられなくて役者名どこか役名も把握できてない。
 クリミナルマインド毎週見てるけど、黒人か白人か金髪か黒髪か、で見分けてるからキャラクター名も覚えて無い。
 画面見ずに吹き替えの声優さんの声でドラマを楽しんでる分には話わかるからちゃんと面白いヨー。
 
 え、えへへへへ・・・・・。
誌名
別冊家庭サスペンス12月号
発行元
セブン新社様
タイトル
丈夫な病人 51ページ
再録

よろよろよろり

2015年10月20日 日常
二泊三日で遊んで来ました。
きゃっほー
高速バスで関西行って、伊丹と宝塚で5公演みて茶会一つ行って入り待ちして出待ちしておおはしゃぎさあ!
きゃっほー!



今、息も絶え絶え・・・・・・・・・。

三日目の観劇まではしんどいながらも楽しんでたんだけど、帰りにバスに乗る前ご飯食べてたら味噌汁はこぼすはおかずは落とすわ、あら私なんだかおかしいわと思ってたら、食後に睡魔がすごくて定食屋で動けなくなったよ。
ちゃんとバスには乗れたけどバスの中でも目が開かない感じ。
今日になっても眠くて眠くて散歩に出たら行き倒れそうでござる。

もう、私には、二泊三日でみっちり遊ぶ体力はないでござった・・・・・。

ホントは観劇メモとかお茶会日記とか書きたいし、拙作掲載誌のご紹介とか書かねばならんのですが、今日は無理。
今日はもうフジ子といちゃいちゃするだけにしたい。

10月はヒマな筈だったので、ガンガン観劇予定入れて色々用事を片付けるつもりであったのに、なんだか気がつけば10月もかなり目減りしていて全然予定が終りそうにない。
ぎゃふーん。
誌名
本当にあった女の人生ドラマ12月号
発行元
ぶんか社様
タイトル
蕾の頃3 35ページ
蕾の頃4 35ページ
再録
 私は現在担当編集さんに恵まれてるけど、過去には色々あったので、思い出しメモを書こうと思った。
 糾弾するとかそういう目的じゃなくて、漫画家つぶす系の編集さんはたくさんいるけど、助けてくれる編集さんはそれ以上にいっぱいるので、アレな編集さんにぶち当たっても心折れずに、天使な編集さんとの出会いをもぎとって生き延びてくれればいいがって気持です。
 
 けど、ちょっと書き出して面倒になったので辞めました。
 書いてて面白いものでもないので面倒になりました。
 
 
 漫画家同士で話すると編集さんの話にもなるけど、漫画家同士なら話せるけど、編集さんにはしにくい話題も多いです。
 だってアレな編集さんが担当編集さんとは仲良しかもしれんと思うと、言えないし。

 友達が、母親になるとママ友は絶対必要って言ってました。
 私は漫画家やってくんなら、漫画家友達は絶対必要って思ってます。

 いちゃいちゃにベタベタの心の友でなくていいの。
 年に一回会うか会わないか、たまにメールしたり、ミクシィやDMで愚痴吐ける程度のつきあいでいいの。
 そういう人間関係を持っておくと、酷い編集さんに遭遇した時に同業者と
「そうそう、あの人ってそう!
 ああいう事して、こういう事して、ああでこうで」
 って話できて、それだけでも心折れずにすむし。
(そして、なんでそこまでの編集者が存在出来るのかと思うけれども、会社勤めの友人から聞く会社の同僚上司の話もけっこうアレなので、世の中はそういうものなのかもしれない)
 とは言っても多くの場合は「○○社の○○さん?知らないなあ」です。
 
 正社員で一年働いて、原稿料で生計たてられるようになるまでは色んなバイトをしてました。
 人間関係は漫画家が一番大変です。
 編集さんは取引会社の窓口なので、トラブルがあったら取引会社を一つ失う覚悟がないと強気で交渉できません。
 バイト先で上司ともめても首にならないけど、漫画家は担当さんともめると仕事を無くします。
 私が今までやってこれたのは、アレな編集さん以上に天使編集さんと出会えてきたのが大きいし、同業の友達との連絡が絶えなかった事もあります。

 担当編集さんとバトルを始めるその前に、同業友達に慰めてもらえる環境とっても大事。
 
 皆に、心が折れそうになったら支えてもらえる程度の人間関係がみつけられたらいいがって思います。


 ☆

 あ、いえ、同業友達に慰めてもらって、我慢しとけって話でもなく。
 なんかこう、負けないで生き延びようねって言いたいでござる。
 仕事場片付け・・・続行中・・・
 終る気配、無し。

 な、何故・・・。

 おかしいな、たまに時間が出来たら引き出し一つとか棚一つづつ、地道にお片づけしてきてた筈なのに。
 
 何故毎日、スーパーの買物袋一つ分の紙ゴミが出るの・・・・。




根気が続かぬ

2015年10月11日 日常
 先日脱稿のあと、ずっと家の片付けしてます。
 ずっとと申しましても、毎日昼近くまで寝て、のんびりご飯しながらドラマや映画を観て、毎日散歩してなので、そんなに片付けばっかしてないんだけど。

 友達からもらったトーン棚三つを机回りに配置しおわって、あちこちぎゅうぎゅう詰め込んだままほったらかしだった引き出しの中を片付けてる所。

 片付けても片付けてもごんごんゴミがでる・・・。

 私は心配性で「とりあえずとっておく」が多いので、数年してチェックすると捨てるものばかりだよ。
 5年も前に退会した宝塚友の会の退会手続きの書類とかも出てきたよ。
 だって「間違えて会費の引き落としが続いてた時のために、この書類はとっておいてね」的な事が書いてあったりしたからさ。
 ええ、もう5年も何も引き落としされてませんでしたので、捨てました。

 毎年耳鼻科に行く度にもらう点鼻薬も、何故とってある・・・。
 どうせ次に行ったら「前のは捨ててね」って言われるのに。

 まあ、そんな感じで。

 片付け続けて。



 飽きた。

 そろそろ、適当に切り上げようかな。
 そしてまた、ほったらかしのあちこちはほったらかしのまま。

 古い漫画本、捨てるには惜しいけどホコリまみれだし紙は変色してるし、もらってくれそうな人を思いつかないから、やっぱり捨てるしかないんだろうか。
 と思いつつ、漫画を捨てるのは踏ん切りがつかないので、家の片隅に積み上がって行くでござる。
本当にあった主婦の体験11月号
発行元
ぶんか社様
タイトル
まあだだよ 38ページ
再録

ひなたとママのシリーズです
「花乃さんって上手くなったねえ!紫の上良かった!」
 って知人に言うたら、花乃さんは紫の上じゃなかった。
 ぎゃふん。
 藤壷がヒロインだったのか・・・・。
 相変わらず全く生徒さんのお顔とお名前が覚えられません。
 紫峰さんのファンになってからこっち、花組観ててこれ。
 私はもう自分の人体識別をあきらめているので、皆優しい目で見て欲しい。

 そんな話を友人らにしたら、紫の上をやった人の今までにやった役やらなんやら解説されまくっただ。
 なんで皆そんなに花組に詳しいだ。
 ヅカ友のヅカ知識の広さにいつも驚くわ。

 100分で藤壷と不倫した所から女三ノ宮が不義の子を産む所までやるので、話つめつめでドラマとしてどうなのよと思わないでもないが、その方が役が多いので宝塚ファン的には嬉しい作りかも。
 物語のドラマ性を楽しむって言うより、源氏物語をテーマにした和物ショーを見てるって感じかなー。
 そして昭和。
 かなり昭和。
 平安絵巻だけども、昭和な感じ。
 
 Melodiaも良かったヨー。
 でも私紫峰さんしか見てないから、全体どうだったかわかんないヨー。
 全体どうだったかわかんなくても、自分の好きな人がかっこよかったら良かったって言うよな。
 紫峰さんのポリスは・・・・何あれ・・・・。
 エロすぎて意味わかんない・・・。
 若者達が喧嘩してるのを警官が止めに入ったって場面だと思われますが、健全な若者達のありがちな諍いの中にエロエロな警官がやってきてエロ臭をふりまいていかがわしい事になっている・・・。
 警官が風紀を乱しにやってきた、みたいな。
 何しに来たの警官。
 あんた治安の維持のために来たんじゃないよね絶対。震。
 ていう素敵な場面があったので、満足でございます。

 退団者3人が銀橋をわたる所で、急に泣いてしまって、ああ、やっぱり悲しいなと思ったでござる。
 白装束を買いに行かねばなあ。

あれは運命か

2015年10月2日 日常
 物事の有り難みは年月を経てわかる物もあるよなあと、歳取ったせいか思います。

 幼馴染みの奥富とは小学校からのつきあい。
 奥富はご近所と言うか学区中では有名な成績のいい子でした。
 お母さんが教育熱心で知られてた。
 同級にやはり教育熱心な親を持つ子もいたけど、成績だけで言うなら奥富の足もとにも及んでなかった。
 当時の田舎の公立小中学校で他の追随を許さない成績上位者でした。

 友達だから知ってるんだけど、奥富は勉強が大好きと言う変わり者だったんですよ。
 少なくとも私は社会に出るまで数学も英語も何もかも学校の勉強が大好きでたまらないなんて人奥富しか知らなかった。
「翼あるものを読んでて徹夜した」
 と
「数学の問題集やってて徹夜した」
 が同じテンション。
 成績はすさまじく良いが、連日遅刻するしいつもつるんでるのが私と言うアレな生徒ではあったんだけど、人当たりがいいのと何より成績が物を言って先生の受けがいい人だった。

 さて、中学のある時。
 常に各教科学年一の奥富に何気なく、テストで良い点を取る方法を聞いてみたら簡単な話でした。
 そんな事で?
 と思ってやってみたら、私もほとんどの教科で良い点がとれました。
 何をしたのかと先生や同級生に問われたので
「奥富が
 教科書の太字を全部覚えて
 先生が板書したノートを家で覚えながら清書して
 先生が出したプリント全部と教科書の例題、全問正解できるまで繰り返してやっとけ
 って言うからそれやっただけー
 あと、英語と国語は範囲内の教科書の単語と漢字を全部覚えたくらい
 理科と社会は範囲の教科書丸覚えしたー」
 
 先生や同級生には、それをやれば点数がとれて当たり前だと言われて驚いたよ。
 皆知ってるならなんでやらないの?
 理由はその内わかりました。
 全科目でそれをやるのは面倒だから。
 やれば点数が取れるのはわかってるけど、そんな事してるヒマがあったら遊びたいから。

 奥富は勉強が楽しくてたまらないから、苦もなくやって点数をとる。
 私はやれば出来るけど面倒だからやらなくて点数がとれない。
 いや、やれない。
 人間、やりたく無い事って強制でもされなきゃ自分からやれない。

 努力をしたものには結果がおとずれるが、努力をしないものに結果はこない。

 勉強で点数がとれる事の素晴らしさは、一瞬努力する事じゃない。
 継続して努力できる事。

 中学生の私には衝撃的な世の中の仕組みでした。

 やがて漫画と言う
「努力したからと言って結果はついてこないが
 努力しなければ何にもならない」
 と言う世界に入って思ったよ。
 努力しなければ結果なんか無いって事を理解してる人間としてない人間の差。
 前者の方が圧倒的に強い。

 私にとって、まだ中学生の頃に、結果が欲しかったら努力しなければならないとわからせてくれた奥富は人生の宝だと思う。
 その後も奥富は私の目からうろこを何回はぎとったか知れないのだけれど。
 


 
トーン棚だと信じてた
デジタル移行した友達がトーン棚をいらないかと言うので、大喜びでもらったら中身入りでした。
きゃっほう。

「うちのトーン棚ひわってて怖いから、もらえると嬉しい!」
と言うたら「トーン棚がひわってる」ってのがわからなかったらしんですが、うちでみて納得してました。

うちのトーン棚はニッセンの通販。
なんでトーン棚なんて漫画家以外使いそうに無い物がニッセンの通販にあったんじゃろ。
と言う話をこないだ会話してたら師匠に「それはカッターシャツの収納棚じゃないの?」と言われました。
思いつきもしなかった。
トーン棚を持って来てくれた友人も
「やっぱりこれシャツ入れる棚なんじゃない?」って。
そうか・・・。
これはシャツを収納する棚であったか。
どおりで、みっちりトーンを入れてたら重みでひわるわけよのう・・・・。

友達が三つトーン棚をくれたので、これから自分の机回りを片付けて、色々お片づけ予定でござる。
カオスになってる机回りがどうにかなりますように。

ひわったトーン棚(シャツ棚)は下の方だけ切って捨てて、上のひわってない所はまだ使いたいなあ。

写真は私の机の背後です。
本来仏壇置き場な所にパワーラックとトーン棚(シャツ棚)を置いてるでござる。
右の押し入れは開き戸を開けっ放しにしてカーテンつけてます。
その方が机に座ったまま手が届く範囲に、いっぱい物がおけるから。
そうして、手の届く範囲に何もかも置いて、まあ、あの、

    ・・・・・片付けたい・・・・・・・。



などと意欲には燃えているが、原稿あげたばかりのおばはんはアレをやらなきゃコレもやるんだと夢みつつ、マッサージチェアから離れられましぇん・・・。


誌名
恐怖の快楽 2015年 10月号
発行元
ぶんか社様
タイトル
制服聖母 セーラーマドンナ 32ページ
再録

大昔に描いたホラーの再録続けていただいてます。

・・・。見ないで。
恥ずかしいから、読まないで・・・。
でも買って、アンケートに
「面白かった。
 また庭の漫画を再録希望。」
って書いて欲しい・・・・。

これくらい図々しくないと、人気や実力のある漫画家さん達のスキを縫って生き残れないでござるよ。ひらきなおり。

いやほんと、恥ずかしくて読み返せない。
再録のために読み返した時にあまりの恥ずかしさに仕事部屋を転げまくったので、もう読み返さない・・・・・。

そんな漫画でも、再録原稿料欲しさに押し入れの奥から引っ張り出して編集部に送ったよ。

誌名
本当にあった女の人生ドラマ9月号
発行元
ぶんか社様
タイトル
銭牝2 32ページ
書き下し
蕾の頃1 35ページ
蕾の頃2 40ページ
再録

今月は書き下し1本再録2本の三本立てで掲載いただいてます。

誌名
怖い女の仕返しVOL136
発行元
ぶんか社様
タイトル
花を咲かそう5 46ページ
再録

 再録連載最終回でした。
 ご愛読ありがとうございました。

 同誌は今月号をもって休刊だそうです。
 私がご連絡いただいたのはつい先日の事です。
 もう何年も私のシリーズ物を再録して下さってた雑誌で、花を咲かそうを最後に次に掲載してもらえる連載やシリーズ物の原稿が無くて、私の掲載予定は今月号まででした。
 残念に思ってましたが、まさか掲載予定の最後の号で休刊になってしまうなんて。
 淋しい事です。

 今月は「悪いご近所のうわさ」誌さんも休刊になりました。
 毎号掲載してもらってた雑誌が急に同じ月に二誌も休刊になってしまうなんて。
 
 これから掲載していただける雑誌は少なくなる一方かもしれません。
 ですが、読者様のお目にとまれる内は頑張ってお仕事したいと思います。
 他の雑誌でお目にとまりましたら、是非よろしくお願いします。
 田舎に置いて、独身女は信用が無いと思う。
 信用が無いと言うか、舐められまくります。
 私の事です。
 着てるものも妹のお古が多いし、化粧もしないし、在宅の時なんか髪の毛ゴムでしばって首タオルだし。
 まあ、なめてかかられるのは外見も一役買っているでしょう。

 でも、その方が私は生きやすいのでそれでいいです。
 親切な人は貧乏臭いおばはん相手でも笑顔だし、むしろ心配して気にかけてくれるもの。

 さてさて、なめまくられな私ですが、先月から今月にかけて、実家絡みでちょっとあって、初対面の年輩男性と交渉事がありました。

 うん、み・ご・と・に。
 なめられたわー。
 うっわ〜〜ってくらい、なめられたわー。
 
 まあ、なめてかかって来られても、こちらの要望が通るならそれでいいのですが。
 途中、その交渉に置いて当然の事を要求したら、かなりな上から目線で
「そんなん言うならこの話無かった事になるかもしれんよ。
 ええん?」
 などと語気強く言われたりもしましたが、へらへら笑ってよろしくーで押すわたくし。

 さてさてさてさて。

 その交渉で、先方が
「全部手続きもしてあげる。
 司法書士もこっちで良い人知ってるから。
 司法書士ってわかる?
 代書屋さんって聞いた事ある?」
 と言われたので
「昔からお世話になってる司法書士の先生に手続きは全てお願いするつもりです」
 って申しまして。
 あ、そういう人いるの?
 てな感じだったんですが。

 先方がこちらのお願いしてる司法書士さんに会いに行ってから、なんかこう・・・
 わかりやすく態度が変わった。
 司法書士さんが私の事何かかなり良く言ってくれたのかなあって感じ。

 司法書士さんには困った時にしかお世話になってないんだけど、親しいわけでもなんでもないんだけども。
 私が助けてもらってるばかりの関係なんだけども。

 地元に一人、お世話になってるだけの司法書士さんがいるだけで、虎の威って借りれるもんなのねえと思ったよ。


 親しいわけではない。
 ただ私が困ってた時に助けてもらっただけ。
 だけどこの先も困った時には頼れる人。
 こういうのも、人脈って言っていいんだろうか。
 人脈と言うにはつきあいがすごく薄いんだけど、地元に頼れる司法書士さんがいるのは、本当に心強いな。

 もし司法書士さんや税理士さんにお世話になる機会があったら、名刺は大事に大事に大事にするといいと思う・・・。

 いや、まさか私も最初にお世話になった時には、こんな数年置きにちょいちょいちょいちょいお世話になるとは思って無かったんだけども。

 ちょっとしたご縁でも、頼れる人とのご縁はがっつりしっかり離さないのをおすすめしたいです。

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